埋もれた良い作品にいまさらながら気づきました
- ★★★ Excellent!!!
作者の代表作、アニメ化にもなった「白豚貴族~」を読んでおりましたが、気づきませんでしたこの作品を。BLというべきか?清い感じの純愛ものです。瑞穂の国の王の次男坊の「紅緒」の副官として13年勤め上げた男「出穂」と、亡き母親似のこの次男坊「紅緒」の結ばれるまでの物語。父・兄・弟と、距離を置くことになった理由も物語の進行とともに語られ、何があっても紅緒の味方であり、常に紅緒の傍にいる出穂、段々と自覚していく恋心。最後は大団円で結ばれる。おめでとう!!
番外編のタイトル「夢の中まで私を抱くの」もすばらしかった。もっと評価されても良い作品だと思います。