応援コメント

第156話 照明」への応援コメント


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     うわあ……。怖いというよりも二週間も気付かれなかった方が悲しいですね。
     ちょっと違うのですが、ずい分昔のこと以前の長屋アパートに住んでいた時に、ご老人夫婦がいつの間にか亡くなられていた事がありました。
     ウチのすぐ裏手で、電気メーター確認に来た係の人に『様子がおかしいから一緒に見てくれ』と言われた母が発見しました。
     御婆さんの方がお茶碗とお箸を持ったまま、畳の上で倒れていて、奥の布団で御爺さんがそのまま亡くなっていたそうです。
     検視の結果大体二日前ぐらいのことで、どうやら先に御婆さんが倒れられて、寝たきりだった御爺さんがショックでその後亡くなったのではないかと。
     二人の間にあまり時間の差が無かったらしいのが、この場合せめてもの救いと当時思いました。
     すぐ近くに住んでいたのに、名前どころかほぼ顔も知らず、まず姿を見たこともほとんどなく、テレビのニュースで実は結構有名な熊の木彫り職人だったのを知りました。
     人が多いところに住んでいたにもかかわらず、こういった都会の孤立というのを後から色々と考えさせられた事件でした。
     老々介護も辛くて哀しいです。合掌。

    作者からの返信

    誰の身にも起こりうる問題ですよね。
    近隣住民が・・・地域の皆さんが・・・といってもそれぞれに生活がありますし、難しいところです。
    子の虐待もそうですが、異変に気付いて行動を起こせるか。
    私もですが、まあ大丈夫だろう、誰かが気付くだろう、で片付けてしまいがちです・・・