【KAC20222】創作活動とは、推し活である

第1話 創作＝推し活！！

　創作活動とは、とても不安定な物であります。

　自分の感覚を頼りに文字を書き連ねていく作業はとても地味で、なにより目標もなく書き続けていくことは心情的にかなり負担のかかる行為。

　そうやって頑張って書いた物も、読まれなければそれまでだし、読まれたとしても酷評されたり、そもそも反応を一切くれない人も多いです。

　そんな頑張ったとしても、報われない事の方が多い創作活動において、モチベーション管理は非常に重要な事であります。

　モチベーションを維持することこそが、創作活動において一番重要だと言っても、過言ではありません。

　----さて、そんな自分のモチベーション管理方法は、【推し活】です。

　そもそも創作活動をする際において、自分は、"自分が面白いと思ったから書く"を大前提として創作活動を行っております。

　勿論、商業として売れたいだとか、人気やコメントが欲しいというのもあります。

　が、それ以前に自分が面白いと思ったからこそ、その作品を書きたいと思って書き始めたのです。

　例えば、アニメで、とっても素敵なキャラクターと出会いました。

　推しと出会った自分は、その推しに似たキャラクターを作品に登場させました。

　そうやって、自分と同じように、この推しキャラと出会うという感覚を、読者様に伝えたかったのです。

　例えば、漫画で、とっても感動的なストーリーを発見しました。

　推せるストーリーを読んだ自分は、推せるストーリーに似た作風を書き始めました。

　そうやって、自分と同じように、推せるストーリーを、読者様に見て欲しかったのです。

　例えば、小説で、時間を忘れてハマってしまう作品にハマりました。

　推せる小説にどっぷりハマった自分は、その推せる作品を宣伝する目的で、自分もそのジャンルの作品を書き始めました。

　自分もそのジャンルを書くことで、多くの読者様にそのジャンルをハマって欲しい。

　なんなら、自分がハマったきっかけとなる作品を読んで、同じようにハマって欲しい。

　そうやって、自分と同じ推しを知って欲しい。

　そして自分が応援することで、推しの助けになって欲しい。

　自分はそう思いながら、いつも創作活動をさせていただいております。