隣に住むお兄ちゃん、半年ぶりに帰ってきている。
お兄ちゃんはアイドルデビューしていて、今は少しだけ遠い存在になってしまってた。

早速会いに行こうとするけど、彼は近所の人達に囲まれていて、なかなか話しかけづらい。

ヒロインの複雑な心境がいいです。

後半の展開が素敵でした。

KAC2022、第2回のお題は『推し活』。多くの方がアイドルなどにペンライト持って～などを書かれたかと思いますが、無月さんはそこにお隣のお兄ちゃんという設定が追加！

お隣の定食屋にいるショウちゃんは、主人公であるリコちゃんからすれば、まさにお兄ちゃん的存在。
しかしアイドルになったため、自宅からは引っ越し寮住まいとなった。
そんな中、ショウちゃんが少しの間とはいえ帰ってきたという。リコちゃんはもちろんショウちゃんに会いたいけど……でもアイドルっていう特別な存在になっちゃったし…………

お隣のお兄ちゃんという、本当なら近い存在なはずなのに、アイドルってなると、ちょっと遠い存在な気がして。そんなもどかしい気持ちがダイレクトに伝わってくるお兄ちゃん物のお話ですっ。

お隣の定食屋のお兄ちゃん的存在、なんとアイドルになりました。
人気上昇中。
忙しくて事務所の寮にはいったのだけれど、
家に一時的に帰ってきました。
おにぃちゃーん！
でも、行ってみるとみんなに囲まれて人気者。
近寄れない。
たぶん親戚10倍になっていますね。

うれしいような寂しいような、
でも、お兄ちゃんは推しなのです。