冒頭の肉じゃがから始まり、色んな料理が出てくるんですが、その各料理の説明や面白いネーミングに読み進めるほど食べてみたいなと次々に思わされ。レベルアップすると言いながら手巻き寿司を頬張りたくなったり、おでんを食べてガード力を鍛えたりしたくなります。ファンタジー面として各種族の説明が面白くて姿かたちが想像しやすく、幻想的な世界でのとても不思議な料理体験を目に浮かべやすいのはお見事ですね。
ほのぼのとして、とても癒やされます♪ 可愛いゴブリンと美味しいご飯をぜひとも体験して下さい
声に誘われ(いや、どちらかといえばイケメンに誘われ)、ある島でゴブリンに食事を作るはめになった主人公サラ。彼女の奮闘ぶり、周りのゴブリンの躾けられぶりが可笑しいです。途中、サラがちょいちょいイケメンに目が行ってしまうあたりも面白い設定ですね。ゴブリン達用の料理、『雑魚キャラ超回復飯』とは…。どこかほのぼのしたストーリーです。
そこは傷ついたゴブリンたちがやってくる不思議な島だった。美味しい料理と、ほっこり心が温かくなる、しほワールド全開のお話です。主人公は傷ついたゴブリンたちに何を食べさせるのか?手料理を食べた者たちが癒やされると、読者の心まで癒されるようです。