KAC2022のおーざっぱなまとめっ!

 KAC2022が終わり、各作品のあとがきを立て続けに書いてまいりましたけど、これが正真正銘関連記事のラストになります。ざっくりと今回のキャンペーンを振り返ろうかなと。

 あとがきで同じ文章を書き続けて、ちょっとヤケになってもおりますが(汗)。


 KAC2022では11個のお題が出された訳ですけど、まさかの3月目いっぱい使うとは思わなかったですよね。どう言うペース配分? って思ったら、最初は余裕があって、途中からいつものハイペースと言うね。始まるまで意識していなかったんですけど、やはり締切日が一日多いかどうかってすごく重要で、最初のスローペースの頃はすごく余裕がありました。

 執筆にかかる日数は変わらないのですが、一日余裕があると他の人が書いた作品を読む方に回れるんですよね。KACは参加者の作品を読むのも楽しみで。余裕のある初期は精神的にも楽しかったです。


 お題で大変だったのは、『焼き鳥が登場する物語』や『猫の手を借りた結果』などの単純に焼き鳥や猫を出すだけじゃいかんのかな系のお題ですよね。私は一応その辺りまで詳細に考えて、物語では小説内小説を、猫の手の方では猫の手を借りたからこそこうなった系の話を考えていました。

 そして『お笑い/コメディ』では、作品自体を笑える展開に。まぁ自己満足ですけど。小説でコメディが難しいのもあって、他の参加作を見ても大爆笑っていうのはあんまり見ませんでした。探せばきっとあったと思いますけど。


 巡回と言えば、今回の私はフォロワーさんと自主企画に参加している作品を中心に読んでいたんですよ。だから人気上位作を読むと言う事をしていません。きっと上位作を読めば、私の想像を上回るような面白い作品も多数見つかったのでしょうね。

 ただ、やっぱ普段フォロワーさんの作品を読まないので、こう言う時くらいは読まないとねえ。フォロワーさん周りのKAC作品を読むだけでもう時間がなくなっちゃうんですよ。だから時間の余裕って大事なんです。


 今回、連作短編が集まる自主企画を見つけましてね。例外的にリンク集で参加させていただきました。何故リンク集なのかと言うと、作品数が多いから自主企画を余計にスクロールさせちゃうのは気が引けたからと、作品を企画に参加させてKACの対象から外れるとかそう言う事があったらヤだなと思ったから。多分後者は杞憂だと思いますけどね。


 この企画でも沢山の人が参加していて、とても興味深く読まさせていただていますし、まだまだ読めていない作品があるので、しばらく読ませていただこうと思っています。

 やはり連作短編って他の人も苦戦しているみたいですね。すごく面白いのに評価やPVが少ない作品もあってKACの厳しさを感じてしまいます。


 連作短編と言えばですね。『トリと一緒にお宝探し』では、結局お宝は見つかりませんし、『魔法少女キリカ』ではまさかの次の世代まで書いてしまいました。今回はそう言う意味では王道を外したかなと言う気もします。お宝探しの方はちゃんとしたお宝が見つかってハッピーエンドにもしたかったんですけどね。展開が次のお題次第って話のコントロールが難しいですなぁ。

 ただ、2つの連作短編の終わり方は個人的に気に入っています。KACでないと、こう言う話にはならなかったでしょうね。


 そしていつも最後に考えていた(KAC202211を除く)単独短編は、思いつく限り変な話にしていきました。最初に手応えを感じたのは『その聖地には推しだけがいない』でしたね。手応えを感じた話がちゃんと評価されるのって気持ちいいなと思ったものです。

 とは言え、『二刀流が口癖の男』の超ベタ展開でも評価は良かったですから、どっちもアリなんです。多分書くハードルから考えてもベタな方が効率はいいのでしょう。だからって安易にベタな展開を選ぶのは個人的に好きじゃないんですよね。


 ベタ展開を外すと言えば、『88歳』ですよ。多くの人がリアル88歳のキャラを出してシリアスな話を書いていたのはちょっと意外でした。そんなシリアスな話を書かれたら星2つ以上はあげないとイカンじゃんかよー。的な。

 多分エルフ88歳ネタの人もいたとは思うのですが、私が読んだ中にはいなかったので長寿キャラネタは少数派だったんじゃないかなと。このネタが出されたときは8割エルフ88歳ネタだと思ったのですけどね。予想は外れるものなのじゃなあ……。


 この単独短編で一番王道を外したのは『夜を探す旅人』ですが、個人的に良い話を思いついたなと感じたのは『愛しのラジ子』ですね。KACでは以前にも宇宙人との出会いと別れ的な話を書いた気がするんですけど、未知との遭遇的な話では王道パターンですよね。別れたようで別れてなーい。騙された? と言う展開がお題的にどうかなと思いながら思いっきり書いちゃいました。


 最後に全部乗せ作品。逆に条件が厳しい方が話は思いつきやすいですよね。一応は日記がテーマなので日記を中心に話を組み立てていきましたけど、他の人の日記作品を読むとリアル日記を模した演出が多かったので、すごく不安になりました。受けないんじゃないかなと。

 蓋を開けたら好評で良かったです。作中の日記の部分をリアル日記にしても良かったかなぁ。そしたら多分文字数オーバーしてましたけど(汗)。


 まだ書きたい事がない訳ではありませんけど、他のあとがき的な事でさんざん書いたのでこの辺で。今回のKACも楽しかったです。もうね、KACのために生きてるなあって。そんな私のカクヨムライフなのでした。

 最後までお読みくださり、本当に有難うございます。

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