応援コメント

第五十三夜 誕生日ケーキ」への応援コメント

  • 「クトゥルフお母さん食堂」とはまた違った終末感、サバイバル要素が魅力的な御作品でした。
    ナユタの性別をずっと男だと思っていたので、途中で「彼女」と表記されたのには驚きました。全然気付けなかったです。

    そして麓郎さん、クトゥルフお母さんの登場にはとても嬉しくなりました。
    麓郎さんがきちんと食レポしてからお亡くなりになっていて、思わず笑ってしまいました。すみません…麓郎さん。
    最終話が誕生日ケーキというタイトル、兼平さんとナユタと赤ちゃん…三人の幸せそうな絵が想像できる中、ぞくっとする終わり方がとても印象的でした。

    私事になりますが、ラヴクラフト全集を読み始めました。「インスマウスの影」は読了し、現在「壁のなかの鼠」を攻略中です。ゾクゾクする恐怖が本当に癖になりますね。
    全集を読み終えましたらいつかニャルさま様のように、クトゥルフ神話を題材とした物語を書いてみたいなと思います。

    「クトゥルフお母さん食堂」、「人間牧場の兼平さん」に出会い、ラヴクラフト氏の作品を「読もう!」と背中を押して頂きました。
    その切欠を下さり、また連日素敵な御作品を読ませて頂き、誠にありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    楽しめる作品になっておりましたら、大変光栄です。
    ナユタの性別はどちらにするか迷いながら書き始めて、女性ならではの表現ができるのではないかと思い、このような流れのお話となりました。

    「インスマウスの影」は面白いですよね。恐怖が外側から来ていると思わせて、実際には内側から迫っているというラストが悍ましくていいです。
    私のオススメは「ナイアルラトホテプ」と「銀の鍵の門を越えて」です。

    私の小説がラヴクラフト作品を読むきっかけになりましたら嬉しく思います。素晴らしい恐怖を与えてくれる作品群ですので、是非ラヴクラフト神話の世界に浸ってくださいませ。

  •  おそばせながら完走いたしました!
     三人で幸せな家族になったのか……と思いきや急転直下のラストではありませんか! やっぱり、ニャルラトホテプの計略にはヒューマンでは太刀打ちできないって事なんですかね……

     それでも、兼平さんとナユタさん、そして子供の三人が末永く幸せに暮らせたらなぁなんて思ってしまいます。

    追記:○○話と○○夜を使い分けてたことに途中で気付きました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。最後まで読んでいただき感謝です。
    三人の幸せとその危うさが感じられる内容になっていたようで安心しています。ニャルラトホテプの思惑から逃れることは生命ある存在ではまず無理のようです。

    ナユタ視点の話は話で、兼平さん視点の話は夜にしていました。

  • 最後まで読まさせていただきました!

    美味しそうな誕生日ケーキ。
    幸せそうなナユタと兼平さん。そして、無邪気に笑う2人の子ども。
    ほっこりとしていたら、最後にぞっとしました。

    ……この世界はニャルラトホテプの化身だったんですね。
    いつの日か、3人で力を合わせてこの世界から逃げ出す話が読みたいです。

    お疲れさまでした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。最後までお読みいただき、感謝です。

    誕生日ケーキの美味しさと幸せな描写が伝わっていて良かったです。落差での恐怖描写へとしっかり機能してましたら嬉しく思います。

    毎回登場していたニャルラトホテプですが、最終回に相応しく、世界そのものがニャルラトホテプだと明かされました。
    今後、三人の話を書くかはわかりませんが、魔人の子についてはどこかで登場させたいところです。

  • コメント失礼します。
    ナイ神父が出てきてから、興味をかきたてられ一気に読み込みました。
    ニャルラトホテプの世界だったのでしょうか?それともナユタ君と兼平さんの子供が新たな世界の支配者になるのか、続編が読みたいです。
    クトゥルフ神話もこの物語を読むようになって、初めて知りました。
    面白かったです。次回作を期待しています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。最後まで読んでいただき、感謝です。
    人間牧場そのものがニャルラトホテプの変幻のひとつだったようです。そのせいか、各話に一柱はニャルラトホテプの化身が現れていたみたいですね。
    魔人    がどうなるかはまたどこかで書きたいところです。あるいは、もう書いているかもしれません。

    クトゥルフ神話を知るきっかけになれたのなら光栄なことです。興味を持っていただけましたら何よりのことと思います。

  • 完結おめでとうございます。

    二人の視点だととても幸せそうな情景が浮かんできますが、本当は――という終わり方にぞわっとしました。これぞホラーの締めという感じで面白かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。最後までお読みいただき、感謝です。
    めでたく、最後は二人と赤子のハッピーエンドで締めるなどができました。その裏側にぞわっとする恐怖を感じていただけましたら何よりのことです。

  • 最後は家族そろって……
    家族??

    ふたりの、いや三人の、人……???
    ま、まあ、みなさんの未来に美味しい料理がたくさんありますように!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    最後は家族揃って幸せになりました、というハッピーエンドでした。これから先がどうなるかはまた別の問題ですからね。
    最後まで読んでいただき、料理を楽しんでいただけましたら嬉しい限りです。

  • 実は外なる神ではなく、四凶の渾沌という可能性も捨てられんのです

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そういう解釈もあるのかもしれませんね。

  • 菊地秀行氏の「妖神グルメ」
    おそらく実家のどこかに残っているはず。
    本作や、お母さん食堂に奇妙な懐かしさを感じたのはあの本のおかげだったのかもしれません。
    今度、探して再読してみたいと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「妖神グルメ」は序盤のギャグが面白かった印象です。少し前にコミカライズしましたが、前編と後半で作画が変わっていて一貫性のない作品になってしまったのが残念でした。

  • 連載お疲れ様でした。
    邪神を食材に歩むという発想は本場だとどう受け止められるんでしょうね?
    海外の反応が楽しみなので英訳待ってます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    邪神を食材にするという発想自体は「妖神グルメ」でやってたりもしますし、発想としてないということはなさそうなんですよね。海外のグルメクトゥルーも読んでみたいものです。

  • 連載、お疲れさまでした。

    嘲笑する神性の面目躍如というところでしょうか。
    今回のかの神の化身は人間牧場と……おそらくいうまでもないことでしょう。

    千の化身があるだけに、話のネタは尽きませんね。

    それはそうと、本作で紹介していただいた料理はいくつかためしに作ってみましたが、美味という感想です。


    にゃる・しゅたん!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    すべては強壮なる使者の思い描く絵図によって行われていることでした。やはり、ニャルラトホテプの思惑で事態が動かされていてほしいところです。

    ニャルラトホテプは無限に化身がいるのでいくらでも話ができますね。

    料理も試していただけたとのこと嬉しいです。美味しく食べていただけたなら良かったです。

  • 完結お疲れ様です。うーん、なんとも先が気になる終わり方ですね。続きのお話がいつか読めるでしょうか。

    クトゥルフがからめば不穏で絶望的な未来になることは避けられず、だったらここで終った方がまだ少しでも、例え偽りでも少し希望が持ててよいのかも……我が子の貌がないなら脳内補正で作り出してみせる若き母二人の逞しさは頼もしい限りです。

    あくまでも個人的な意見ですが、赤子というのは別に貌などなくても可愛いものですよね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    兼平さんとナユタの物語はここで終わりとなります。生まれてきた魔人の子のお話はそのうち書きたいところですが。

    このあとの二人が不幸になるかはわかりませんが、魔人の子が普通に育つとも思えないところです。偽りの希望の元に人生を全うできれば良いですね。

    なんだかんだ、母性に訴えかけるものは顔だとは思いますが、兼平さんもナユタも哺乳生物の範疇を超えているので、また別の感覚があるのかもしれません。

  •  こんにちは、モブ モブ夫です。

     今話終盤の『思えば、悪心影のように食料を渡してくるものもあった。ナイ神父もステーキを焼くための溶岩プレートを提供してきた。あるいは、ウィルスを巻いてくるものもある。疫病をもたらすものもあれば、テスカトリポカのように人知れず病原菌をまき散らすものもあるのだ。』の、『……あるいは、ウィルスを巻いてくるものもある』は『……あるいは、ウィルスを撒いてくるものもある……』でしょうか。
     御報告致します。

     ホラー成分がマシマシになっても料理は忘れない兼平さんとナユタ君。

     誕生日という事は、人間牧場に日付が存在するのか、はたまた二人の幻影なのか……。

     この朗らかな狂気も、今作の大きな特徴だと思うモブ モブ夫でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    誤字のご指摘、助かります。油断しごろの箇所ですね。修正いたします。ありがとうございました。

    ホラーと朗らかさを両立していると言っていただけて嬉しく思います。誕生日は二人が勝手に決めたことなのかもしれないし、ナユタが数えていたのかもしれないですね。
    あるいは、日付けのある生活を幻視しているのかもしれません。