最終話

 私は一旦、部屋に帰ってからプロットをゴミ箱に破り捨ててから、純のもとへ行った。

 そして、頭を下げて謝った。


「純、ごめん。やっぱり私には書けない。それから、私たち、やっぱり別れよう。私、恋愛感情とか捨てるから」

「わかった」


 純はそれ以上何も言わず帰っていった。


 これで良かったんだ。

 私はそう思い、部屋に帰った。

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恋砂時計を逆さまにして closet @medy7373

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