精神疾患への認識
久しぶりの投稿になります。
最近うつ病のことをよく考えるので、こういったお話もちょっとしようかと思います。
私は結構、自分が精神疾患だと言うことを話すことに抵抗がありません。
それは、精神疾患で嫌煙されることより、精神疾患を正しく知ってほしいという気持ちの方が強いからなんだろうと思います。
けれど、私が話した相手が、それを話されたことで嫌な気持ちにならないかとか、そちらの心配はあるので、実際に話すとなると少し悩みます。
中には、鬱という単語だけでも嫌がる方はいるので。
私はカミングアウト自体に抵抗はないし、うっかり知られること自体にも抵抗ありません。
むしろ話せるなら色々話します。
世間の認識では、隠されるようなことが多いのですけれど、話しちゃいけないやつみたいな扱いじゃなくて、普通にある病気のひとつとして、普通に話せて、普通に、あぁ病気なのかって、重すぎずに受け止めて欲しい気持ちが私にはあります。
こうして実際に経験している人が話さないと、その症状や特徴を知られないじゃないですか。
事実と全然違う妄想のような感じて広まって欲しくはなくて、だから実際どういう状況からどういう症状があって、どう対処していくか、実際の方を知ってほしいと思っています。
妄想ではなく、現実を。
聴いたものは、あまりに深く受け止めなくていいです。
自分の生活が優先なのだから。
そこはしっかり区別した状態で、知識とか、どんな考えを患者さんが持っているかとか、一人でも多くの人が受け止められていればと思います。
正しい認識をしてほしいのが一番にあります。
ほんとに、病気の症状なのに、性格として受け取られて人生ボロボロになったりもします。
そういう時、後悔したり、悩んだり、とても苦しいけれど、それが症状なのだと解ってもらえるだけで心が落ち着きます。
コントロールが効かない状態が一瞬でもあると、本当に苦しいし、自分が怖い。
精神科ではよく、助けを求めてとは言われるけれど、それってすごくすごく相手の負担になることもこちらはわかってしまっているから、余計に「助けて」って言い出せなくなるんですよね。
一方で、助けてくれる優しい人を消耗品のように使う人もいるから、そういう人からは全力で逃げてほしいと思っています。
人を助けるにも、まず自分が第一です。
引きずり落とそうとする人、本当にいます。
エネルギーを奪われているように感じたら、離れていいです。
じゃないとエスカレートするので。
知識として知るだけなら精神科医の先生のYouTube見るのが一番手っ取り早く、正確です。
病気の原因や、脳内がどうなってるか、などの説明が、詳しくされています。
ただ本当に身近に精神疾患の人がいて、当事者さんの困り事や、助けを必要としていることを知りたいなら、当事者さんの話を参考にするのがいいです。
聞けるなら、実際その当事者さんに話を聞くのもいいかもしれません。
その時は病状が強い時は避けて、話を聞いてあげることをお忘れなく。
そして最後に。
私がよく言ってることなのですが
精神疾患だと知っても、これまでと同じように接してほしいということ。
それだけで泣けるくらいの助けになるということ。
この考え方を、支援者さんにはよく話しています。
私が病気や障害をもった時、辛かったことが、拒否されることや、距離を置かれること、偏見など色々ありました。
その中で、今まで通り、いつも通りに接してもらえることが一番助けになったのです。
それしか出来ないのか、と言う人もいますが、違います。
今まで通りに接すること、当たり前のように普通に接することは、当事者からするととても助かることなのです。
自分には何ができるだろう?と、考えようとしてくれてるだけで、それはもう寄り添ってくれています。
その気持ちが、大切なのです。
その気持ちが、有難いのです。
ですから、なにをすればいいのかわからなかったらまず、今までと態度を変えないこと。
そこから意識してみてください。
雑談 RIM @RIM0310
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