第368話 人間としての資本とは

https://kakuyomu.jp/works/16817330656910794572/episodes/16817330660501986275

↑ 第63話 人間は体が資本、人間性は・・・


https://kakuyomu.jp/works/16817330656910794572/episodes/16817330660893799109

↑ 第69話 生存権こそが、人の人たる所以の資本


・・・・・・・ ・・・・・ ・


大宮哲郎氏の談

 このところ、森川のおじさんと米河君の論争はどういうわけか、複式簿記の原理をベースにさまざまな事象を論じているようですな。

 養護施設という場所において、方や職員の元締めたる創始者、方や昭和期の一入所児童という形で接点があったわけだが、もとより対立軸の極限値にいる者同士の論争であるだけに、一見穏やかには進んでいるものの、これがどこかで爆発して大きな対立を起こしかねないという危惧はある。ただ、その対立をどのような形でアウフヘーベンするかが、だんだん楽しみになってきました。

 どちらもを知る人間としては、大いに論争を盛り上げていただきたい。

 その一言に、つきますね。


 しかし、生存権が権利義務関係における資本に該当するものであるとか、あの青年もよくそんなことを思いついたというか、論じられたものですよ。

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