第353話 ついに来たわね・・・

https://kakuyomu.jp/works/16817330656910794572/episodes/16817330659008504951

↑ 第39話 社会性の極限値3・予防福祉の極み?


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 6月18日の朝8時過ぎ。大宮太郎氏宅。


「あいつ、とうとうやりやがったな」

 太郎氏が、パソコン画面を見てつぶやく。

「やっちゃったね・・・」

 横で、たまきさんがつぶやく。

「プリキュアとあのニュースが終わるまでに、メールをしておこう。あいつに電話なんかしたって無駄だよ、今の時間は」

「それもそうね。でも、ついに来ちゃったね」

「そうだよ。ついにパンドラの箱を思いきりこじ開けやがったね、あのおっさん」

「おっさんは、太郎君だって一緒でしょ?」

「いやあ、美熟女さんに言われても、ねぇ・・・」

「あの~、私、美熟女でも、あの青年の弟でもありませんけど?」

「いや、弟でしょ。ミイラつながりの」


・・・ ・・・ ・・・・・・・


こちらは、大宮哲郎氏宅。

「あの少年、ついにここまで来たか・・・」

 と、大宮哲郎氏。

「しかし、あのおじさん、さすがだ。びくともしない。いつぞやはたまきちゃんなんか顔を真っ赤にして呆れていたけど、さすがは明治の男ってところか。それと互角にやり合う力をつけた米河君も、大したものではある」

 裕美夫人の弁。

「瀬野君と論争していた頃よりも、あの子は、確実に力をつけましたね」


・・・ ・・・ ・・・・・・・


賀来博史氏「あちゃー、あの馬鹿、ついに突っ込んできたな」

中崎冬樹氏「あのクンの攻撃力も、大したものやで」

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