第354話 抗弁の波紋
https://kakuyomu.jp/works/16817330656910794572/episodes/16817330659035504813
↑ 第40話 社会性の極限値3・両刃の刃
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大宮太郎氏宅にて、 6月18日・日曜日の昼過ぎ
大宮哲郎氏
「しかしおじさん、ナチスドイツを引合いに出すとは・・・。ユダヤ人差別までは出されなかったが、優性主義への危険性を説いてきたな」
大宮太郎氏
「そりゃあ、一歩間違えばその危険はないわけではなかろうけど、森川先生、さすがだな。ちゃんとあの世で情報をアップトゥデイトもされているし、そこもしっかりついてきていらっしゃる(苦笑)」
* ここからは、明日20日公開の第41話の内容を含んでおります。
哲郎氏「そこに及んで、金八先生の中学生の妊娠のエピソードか」
太郎氏「ああ、あれ覚えているよ。病みあがりの頃だから、テレビを見る時間は結構あったし、よく見ていたからねぇ、昼に夜に」
哲郎氏「太郎がたまきちゃんを妊娠でもさせたらどうなるかと、いささかあの頃心配もしていたっけなぁ・・・」
たまきさん「その頃はそういうことはしておりませんので、ええ(苦笑)」
太郎氏「そういうことで御理解を」
哲郎氏「しかし何だ、あの子の弁は。あの「簡単にはらんでおろす」とやらは、馬鹿やはさみのような使いようの問われる抗弁のツールのひとつという趣旨じゃな。こんなへ理屈ともつかぬ抗弁を聴かされるおじさんも、たまらんだろな(苦笑)」
太郎氏「でも、読んでいる限り、さほど苦戦されている感じでもないけどね」
哲郎氏「そりゃあ、そのくらい森川のおじさんは軽々対処してくるよ」
たまきさん「そのネタ、あまり引きずらないで欲しいですわ」
哲郎氏「たまきちゃんからすれば、そうだろうね」
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賀来博史氏「あいつ、いよいよ出来の悪い国会答弁やりよるわ」
中崎冬樹氏「あのくらいの弁は、コメコメならお手のものやろ」
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