考え続けるしかない

まず文字という言い訳できない形でこの戦争に意見した作者に敬意を表します。
正直レビューを書くか迷ったのです。
私はWW2はどうすれば防げて、それを実現するにはどうするのが現実的に最善だったかもよくわかってません。
なのでここが違う、事実はこうだ、などと申し上げる気はありません。
その前提で読んでください。

私なりに理解した本作の内容は以下の通りです。
(共感しながら書いたので私見も含みます。
ちなみに私の感情的な立場は作者と異なります)

結局人一人がとれる立場は一つです。
一人の考えや行動だけで戦争が防がれたり、まるっと解決することはありません。
だからどんな立場をとろうとも思考停止してはいけないし、
論理的思考力を手放してはいけない。
それは何が正しい情報が吟味すること、相手をやり込めて沈黙させるのではなく議論することを含みます。

前述の通り同感です。
これは全人類それができれば多分戦争なんてそうそう起きないという理想論でもあります。
それを踏まえた上で、昨年のパンジシール紛争よりもこの戦争に感じる強い嫌気の正体、それが今の私の疑問です。