第2話 BIGBANGのDNAはしっかり受け継がられているという話



私にKPOPだけではなく歌の歌詞を一度、語らせてしまうと止まらなくなるのでこれでもかいつまんで話しています。


そして思ったことが、私は口で話して伝えるよりも文字に起こして伝えるほうが性に合っているということでした。


口を使っただけでは語りきれないのもありますし、私は口が上手い方ではないので正しく伝えられているかも分かってないです。


それを踏まえてこのエッセイを書いていこうと思っております。


まぁ、文章で書いたからといってそれが全部、読んだ方に伝わることもないのは分かっています。


それでもこうして文章にして私は伝えたいことがあるのでこれからもこうして相変わらず文章を書き続けると思います。




YG論は語っても語り尽くせないけれども語らないと不完全燃焼なので私なりの考察をちょっぴり語ってみようかと思います。


昔の私はBIGBANGは神、命だったのでそれを裏切ることなんてと、毛嫌いしていたアイドルグループがありました。


そう、btsです。 btsと呼ばれる前の防弾少年団のネーミングにものすごい嫌悪を感じてた時もあります。


それもこれも愛するBIGBANGゆえの私の乙女心です。


私の推しはBIGBANGのリーダー、G-DRAGONことクォン ・ジヨンくんです。


本当に彼の表現力はすごい、少し前の私ですら、胸を鷲掴みにされ、その切ない歌詞に酔いしれることができるということを彼は呼び起こしてしまえる唯一無二の私の中のレジェンドKPOPアイドルです。

愛やら恋やらを最近、随分と痛いほどに噛み締めさせられた私はあらためて彼の表現力の凄さに感服したというか再認識させられました。上部だけ上っ面だけで汲み取ってた私がジヨンの苦悩をやっと少しだけ理解できるようになってきた今日この頃です。


それを感じていたのは私だけではなく、彼に影響を受けたのはVIPだけではなく次世代のKPOPアイドル達だった。


それがbtsだったんです。BIGBANGを後継していくのはその後にYGからデビューしたwinnerと iKON 、そう思っていたのはYG箱推しの私のようなYGの音楽に魅せられた人なら当たり前だったのですが、私よりも先にYG推しだった博多のVIPがbtsというグループに出会い、その中でもジミンちゃんを推しとしたことで私は内心、このー裏切り者ーと思ってたこともありました。

それが今や、YGも好きだけど

ビッヒも好きよとなりました。btsの事務所は随分と大きくなったので今はビッヒではないのですが、一時にはビッヒ推しにひっくり返って今に至っております。


その博多のVIPちゃんはジヨン推しだったのですが、ジミンちゃん推しになりました。そして、その子と好みが似ていた私も今ではジミンちゃん推しであります(笑)


ずっとYGの音楽が好きな方にとっては私も裏切り者ですね(笑)


でも、btsには裏切ってでも得たかった気持ちをプレゼントされました。


話が脱線してきたので本筋に戻します。


BIGBANGのDNAを受け継ぐ者、それはbtsと少し前まで思っていました。


でも、よくよく考えてみるとそれは言い当て妙な気がしております。


確かにBIGBANGに憧れてbtsはアイドルの階段を登って行きました。


でもある時、彼らは気づくんです。BIGBANGにジヨンに追いつこう追いつこうとプロデューサーや上の幹部やら先生やら彼らをサポートしてくれているはずの存在から過度な重圧を受けていないかと前まではそれが当たり前だった努力したものだけがもらえるご褒美は山を登った先にあるって考えてた。自分への過度な期待も重圧になってたでしょうね。シュガがインタビューでこんなにしたから次は次こそはヒットチャートに名前が載るはずだと期待してでも、載ってなくって、何が悪い、何が悪くてこうなったと悩んだと言ってました。

彼らはそれが息苦しくなった。

それが彼らを本当に進むべき道に導いてくれていたんです。

デビュー当初の曲はKPOPの主流がBIGBANGなので切ない失恋系の曲をbtsも振り向いてくれない彼女(世界)に向けて恨み節よろしく歌ってました。

でも、ある時、恨み節してても楽しくないに気づいてコンセプトをガラリと変えます。精神性のあるものにシフトチェンジをするんです。そこで歌った数々の歌詞は彼らを癒やして自分を愛することに向けさせます。

たぶん、リーダーのナムくんと主に曲と歌詞を書いていたシュガくん、btsに入ってから目覚めたように曲や歌詞をつくるようになったと私は思っているホビくんがアルバムをつくる時に今の赤裸々な葛藤やら思いやらを素直に歌詞に反映させていったことで究極、自分を愛せてない自分に気づいてもう許してあげよう自分をいい子と撫でてあげようとしていった。


自分を許せてなかった恨み節のジヨンの歌詞から自分を許して希望の歌にするbtsはある意味ではDNAが受け継がれたとは言えるけど人によっては異なるものと認識されるかなと思う私です。

でも、私としてはバトンを渡されたよね、確実に…と思ってます。

ジヨンは兵役に行く前にそういえば、年末のショーレースでそのショーレースの批判を即興?なのかラップで思いの丈をぶち撒けてくれました。『俺の賞賛はもう結構だ、俺の弟たちに本当に与えるべき弟たちに賞賛をして』と歌ってました。

彼は私よりも先に賞賛に値するグループを見抜いていた。

私の考察ではそれがbtsです。

リアルタイムでは気づきもしませんでした。その時、推しグループが増えてiKONのことを言ってくれてたとすら思ってました。

ジヨンのバトンはwinnerやiKONに移ってないの?と思われる方いるかもしれません。

ちゃんとその二つのグループにも私は渡しているとは思います。でも受け取り方が違うだけ、winnerにはwinnerの iKONにはiKONの色で私に違う世界を見せてくれると私も思ってます。 


winnerとiKONは確実にジヨンからのバトンは渡されていますし、これからこの二つのグループがどんな曲を発表してくれるか私も楽しみです。


私のiKONの推しはバビちゃんなのですが、そのバビちゃんはジヨンからのバトンだけでなくbtsのナムくんからのバトンも受け取っている子です。


btsは昔からBIGBANGが大好きで年末のショーレースであまり会えない他事務所のBIGBANGに会えて嬉しそうで私は君たちもVIPねとbtsとBIGBANGのエピソードを聞いてからますますbtsが好きになりました。


他事務所なのにBIGBANGが賞をとるとはしゃいで椅子から立ちあがっちゃうし、一度、BIGBANGがパフォーマンスすれば一緒に踊っちゃうし、私はそうして分け隔てなくできちゃうbtsが誇らしいしとても愛すべきアイドルだと思ってます。


そんなbtsを私の推しのバビちゃんは私よりも先に愛すべきアイドルと認識していたし、尊敬すべきアイドルと思ってたようです。


他のiKONメンバーは座っていたのですが、まぁ、それが本来の姿、他事務所の表彰式やパフォーマンスの時には喜んだ素振りはしないのが暗黙のルール、事務所の上からの幹部やらの圧力とか云々ありますしね。


でもバビちゃんはbtsのパフォーマンスで席から飛び出していっちゃうんです。


そしてナムさんにダンスバトルよろしく一緒に踊って本当に楽しそうでファンCAMだったからしっかりは見えてませんがその踊り方で彼が満面の笑みなのが分かりました。


それにナムさんはうんうんと頷いて彼を受け入れて一緒に踊ってくれてたんです。


そこでBIGBANGから渡ってきたbtsのバトンはiKONのバビにも確実に渡りました。


BIGBANGにそうしてきたbtsもbtsにそうしたバビちゃんも私は誇らしく、あなた達の推しをしていてよかったと私が救われた気持ちになりました。ありがとう。私に感動と気づきをありがとう。


これからのバビちゃんとiKONは本当に楽しみです。

どんな曲を私に届けてくれるのか今からワクワクします。


私はまだまだKPOPを語るには情報が偏っていてBIGBANGが受け継いだバトンの存在も掴めてません。それは東方神起からなのか、もっと上のアイドルだったのか?それにジヨンのバトンを受け継いだのはbtsやここに語ってきたグループ以外もバトンをもらっているのにそこまでまだ探究心が持てないでいます。まだまだ毛嫌いが強いSM事務所の私的にザ王道のグループとかちょっとだけ齧ってみたPentagonちゃん達とかまだまだ勉強してみたいし、感覚的に感じて思考に落とし込めるような感覚を味わいたい曲は数々あれど今の私には響かなかったりして、興味湧かないけれどもいつかKPOP好きの端くれとしてそれを味わえる日が楽しみでもあります。


あ、あと、これも語りたかったというのがあるのでここに書かせていただきます。


私はさっき、ジヨンの歌詞は切ない失恋系の恨み節と表現しましたが、彼はBIGBANGにはそれが求められてきたからそう歌っていた節があります。

ジヨンのソロ曲でも相変わらず、彼は今までの失恋の痛手を吹き飛ばさせるべく、軽快な音で歌い上げる曲もあれば、曲調から悲しく重苦しいままに歌い上げる曲で恨み節を遺憾なく発揮させていきます。


でも、兵役に行く前、彼も弟たち(bts)からのメッセージをやっと受け取ることができました。


神曲というソロ曲があるのですが、そこの一文、『お母さん、僕は問題の子じゃない、問題の答えです』というのが本当に印象的で、ジヨンもやっと己の内側に入り込んでそれを歌詞に消化させることができてきたことがリアルタイムでは分からなかったけれどもここ最近分かるようになってきました。


思えば、兵役に行く前のソロアルバムは今までと本当に違った。リアルタイムでは怖さすら感じました。ジヨンは大丈夫だろうか、兵役中が心配になる曲ばかりで、でも、違いましたね。彼はやっと平気になったんですよ。

ここでシュガの話をちょっぴりしますが、彼は自分を愛することを分かってきたけどやっぱりまだ恐いと、また元の自分に引き戻されそうでと、私もそれを最近も感じてました。

でもね、それってそれに立ち向かう自分に成長できた証でもあるんです。

大丈夫な自分になったから次はどう受け止めるか試されてるというか、できるってことしかこの世界は私たちにあたえてこないんですよ。

それだけ期待されてるならお応え致しましょう。

てな感じで最近は私も色々な事柄に対応して行っているつもりでございます。



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