大中島の今昔
深山涼水
第1話
当時は3の集落の中心で、小中学校も有り集落も50軒を超えるほどで、最後には鉄筋の体格館までできた。
一緒に卒業し、父親が早く亡くなったために、母親と北海道に渡ったが数年でたしか所沢に住まいを変えたのだ。
所が同級生だけは仕事が見つかるまで私の所で暫はたらくことになった。
その後結婚する事になり、司会者を私が頼まれたものだ。
お嫁さんのお父様は村のお寺の住職で学校の先生もやって居たので皆も良く知って居たが、長男は後を継ぐため大学にも行って居たものだ。場所は忘れたが有る飲み屋さんでばったり会って話をしたことも有る。
特に印象に残って居たのは父上の筆字が達筆で有り関東でもかなり重宝がられたであろうことは察する。
つい一昨日に長い事病に伏していた奥様がお亡くなりになったとの連絡が来たが、寝ては居ても口は達者でがみがみ怒られて居たようだ。
田植え時期には大中島に二人で帰ってみるのも有だなと思う。
大中島の今昔 深山涼水 @pm047637
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