陰謀の都編

これまでのあらすじ その1

†ここまでのあらすじ†


○激突グレンヴェーマハ編(1〜13話)


 とある奸計により自らが仕えるエルンシュタット王より命を奪われることになったヴェルナールの父クリストフ公。

 領土及び爵位の没収を言い渡された矢先の王太子成人のパーティーの場において主人公ヴェルナールは、独立を宣言。

 エルンシュタット王がそれを許すはずもなく両国は戦争へと突入。

 西の隣国ヴァロワ朝にある親戚筋の貴族へと養子入りした実姉のアレクシアや士官学校の後輩でもあるブリジットの助けを借りてどうにかエルンシュタットの大軍を撃破したのだった。

 しかしヴァロワがアレクシアの派兵を許したのには一つの理由があった。


○北の大同盟編


 帝国士官学校時代の友人であるエレオノーラと再会したヴェルナールの元に北洋沿岸諸国が加盟するユトランド評議会からの同盟への参加を求める使者がやって来た。ヴェルナールは、北に野心家と名高いボードゥヴァン王が治めるベルジク王国があるために準加盟という形でユトランド評議会へと参加することとなった。

 だが各国のパワーバランス的にそれは避けたいヴェルナールは、ボードゥヴァンの提案に乗り会議を実りの無いものにしようと画策するのだが――――。


○動乱の冬編


 各国が冬にも関わらず軍事行動を活発化させていたその年の冬、アルフォンスも例外ではなかった。北の隣国ベルジクが野心を剥き出しにしたことでアルデュイナの森一帯で戦争へと突入。

 しかし、ベルジクの独断による戦争にヴェルナールの働きかけもありホランド王国がベルジクへと宣戦布告。

 結果としてベルジクは敗北を喫した。

 それと時を同じくしてノルデン主義連合がユトランド評議会盟主であるダンマルクに対して軍事侵攻を開始。

 ユトランド評議会とノルデン主義連合の間に戦争が勃発。

 スヴェーアの諜報部隊である死虚戦士エインヘリャルによりヴェルナールは命を狙われることもあったが戦争自体はユトランド評議会陣営の辛勝により停戦となった。


 ○ヴァロワ継承権戦争編


 ヴァロワ朝の王位継承をめぐってアルフォンスの西の隣国ヴァロワは、国内を南北に分断する内戦状態にあった。

 第三皇子エドゥアールは、ヴェルナールに支援を要請。

 脅しにも似た書簡に屈したヴェルナールは、エドゥアールに会うべくヴァロワの首都であるグラン・パルリエへと向かう。

 その地でヴェルナールは王位継承権戦争とは無縁の第二皇子セルジュと出会う。

 彼の妹オレリアから託されたセルジュの王位継承にアルフォンスの活路を見出したヴェルナールは、セルジュを王位に就けるよう動き出す。

 そして第一皇子に味方するベルジクの計略も利用しセルジュ陣営に独立を願うアルモリカ地方の貴族コルヌイユ伯を加え王都を占拠し第一皇子陣営との戦闘に辛勝した第三皇子エドゥアールの軍を撃破。

 セルジュを王位に就けることに成功しヴァロワ朝においての影響力を得たのだった。



とりあえず現在までに公開されてる章のあらすじを書いてみました。

参考になさってください。


†過去の解説回†


第一回https://kakuyomu.jp/works/16816927860927183119/episodes/16816927861199155853


第二回

https://kakuyomu.jp/works/16816927860927183119/episodes/16816927863007939407

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