このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(157文字)
短編だから、内容は単純。そう思う人もいるでしょう。ですが、本当にそうでしょうか?短い文章、言葉の中で紡ぎ出される思いだからこそ儚く美しい余韻があるのだと実感しました。全体を通して、速い人なら読むのに5分もかからないかもしれません。しかし、その後の余韻は読んだ時間以上に残ります。是非、ご自分で確かめてみてください。