読んだのが夜中とあって悪魔的な組み合わせでした……ラーメン食べたい。カップラーメンでもいい。麺をすすり、具材に箸を伸ばし、麺とスープの絡みを楽しみ、最後に残らず飲み干したい。体に悪い?知らん。美味いもんは美味いのだ。食にこだわらない人間ではありますが。美味しいものが食べたいなぁ、と思わされました。ラーメンが食べたい……。
食べることは、生きること。 そして、生きるということは、そこに人の物語がある、ということだ。 作中、良くまとめられた世界の描写は、対比して、そこに食の有り様を伺える。 日々の糧だ。 ――だが。 ――――まずい。 だからこそ、うまい、を求める。 うまいものを求める者。 うまいものを作る者。 一杯。 そこに、皆が生きた証がある。 さぁ、飯だ! 飯だ! このレビューを書き終える今、ちょうど飯時である。 ラーメンが、いいだろう。