マジでめっちゃ面白い。一気に読んだし絶対書籍化する
簡単にいうと尊大で傲慢なキャラを崩せない制約の、偽悪的な主人公ムーブ。
わざと悪い事してるのに結果が良くなって全員から流石です!扱いされるような話ではなくて、口が超悪いだけで主人公ムーブするので味方1敵10になるような感じ。
読んでて気持ち良いし、主要キャラの半分くらいは主人公を概ね正当に(または過剰に)善人として評価してくれるので読んでてストレスもない。悪態ゆえのギャップギャグも適度にある。そして主人公が強くて爽快感もある。テンポも良い。完璧です。
追記ですが、なろう定番の嫌われキャラの対応がマジで秀逸です。
主人公は天上天下唯我独尊キャラなのでその場でやり込めます。
その場で舌戦でボコボコにし、後でまたボコボコにするので二倍お得というかストレスフリーです
基本的にモラルが高過ぎ、敵も味方も正面からぶつかり合うという脳筋仕様。
毒も罠も使わない、クリーンな戦い方です。
戦術も戦略も無く、指揮官なのに最前線で剣を交える。
指揮官が戦場を把握し、部下を動かし軍として機能させるから強いのであって、
指揮官が直接戦う必要はない。
しかし、ここでは指揮官と数人が遊撃しているだけに見えます。
主人公があれだけヘイトを集めれば、普通は暗殺待ったなしです。
貴族に限らず、 面子の為に手段を選ばず報復する者は必ずいます。
騎士団ではあるまいし、冒険者が逃げた位は普通では?
何故か吊し上げを食らっていますが。
冒険者は、フリーランスの傭兵に過ぎ無いのに騎士団クラスの罰を受けています。
身分制度がいかされていません。
どうしようもない貴族は多々いますし、今回の戦いなら騎士団の下で冒険者を
使い潰す戦い方をするのが普通であると考えられました。
現実味が無く、中途半端なゲームに見えてしまいます。
敵も味方も、悪人が少なすぎて『こうはならんやろ』という感じですね。
ただ、読ませる文章力ですので期待しております。