魔王様は何も知らない

あるところに、魔王イザベラ・アステリアと、モノという使用人の少女がいた。
表向きには…

モノ「魔王様、そろそろ私にも家名が欲しいです。そうですね、例えばアステリアとか。」

イザベラ「な、何言ってるの君は?!」

裏では…
部下「モノ様、城への侵入者を捕らえました。いかが致しましょうか？」

モノ「地下牢へ放り込んでおけ。私の魔王様には指一本触れさせん。」

魔王様は何も知らない。

イザベラ「はわわ、かっこよ過ぎる///」

そう、何も知らない。



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