概要
勤務先の工場で爆発があった。いつも通り4時30分に起きたら、家の窓から見えたのだ。夏の終わりの未明。目が覚めて、窓の外の不自然な赤い明滅に気づいて、目を凝らして愕然とした。今日は真帆が朝当番の日なのだ。とるものとりあえず家をでた。雑に自転車を出して飛び乗って足が痛くなるほどペダルを踏み込んで、ぐんぐん飛ばした。汗が噴き出して背中を流れていく。早朝だというのに蝉の鳴き声がジリジリ煩い。夢の中みたいに進まなかった。苦しかった。
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この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則って書かれたものです。第13回のテーマは、「空から女の子が降ってくる」「爆発シーンがある」「5000字以内」です。
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この話は、お題を決めて複数人で小説を書く会「小説を書くやつ」で決まったテーマに則って書かれたものです。第13回のテーマは、「空から女の子が降ってくる」「爆発シーンがある」「5000字以内」です。
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