賃貸快速 山手線シームレス

鳥辺野九

山手線シームレス


 越河・モモコ・アンネッタは山手線をこよなく愛する鉄オタでありスウェーデンコーヒー一本で生きる究極の引きこもりを最終目標として環状山手線から一歩も外に出ずに暮らす極限生活に挑戦しているスウェーデン系日本人である。情報量多くてごめんなさい。




 山手線西日暮里駅。ひと仕事終わった十九時前。


 仕事を終えて家路に着く人。これから仕事に向かう人。ごはんを食べに駅に来る人。何となく駅にいる人。山手線が二十四時間運行化して十五年。いついかなる時も山手線の駅は人でいっぱいだ。いや、だった。


 肩がぶつかるなんてことはない人口密度の西日暮里駅東側北口南改札前。僕はただ立っているだけでも誰の邪魔にもならないレベルのラッシュアワーをぼんやり眺めていた。


 現代日本についに訪れた本格的高齢化社会。その洗礼を受けて首都東京は過激な人口減少に見舞われたのだ。限定的移民制度が制定されて七年。逆に日本から出て行く富裕層が増加して人口流出に歯止めがかからなくなってしまった山手線沿線。一昔前とは比べ物にならないが、これでも人が多いくらいだ。


 さまざまな国籍の人々が不規則な法則性でそれぞれの目的地に歩いている。その歩行軌道を改札を原点として数式化できないものか計算していると、僕はようやく探していた人物を見つけることができた。ウーバーだ。


「おーい、こっち」


 台湾系日本人であるあのウーバーは僕のお抱え配達人だ。彼がチョイスする中華屋さんに間違いはない。乱立する中華屋の中でも本格派を運んでくれる。


「まいどーありがとうございますー」


 関西系のイントネーションで頭を下げる配達人。僕も彼に倣って偽関西弁で言葉を交わす。いろんな国の人が混ざって日本語も微妙に変化してきた。彼と話すとよくわかる。


「固揚げあんかけ焼きそばのご注文ですよね。バリバリのー」


「うん、バリバリのー」


 改札を挟んで、配達専用の荷受け台にウーバーのバックパックが置かれる。中から使い捨て樹脂パックとスープカップが二つずつ取り出され、改札のこちら側にスライドして押し出された。まだ蓋も開けていないのに、食欲をそそる匂いが僕の鼻と空腹感を刺激してくれる。


「うわ、いい匂い過ぎる。今日はどこの?」


 スマホ決済の準備をしながら配達人に聞く。


「ライラ来々軒って店ですー。今うちらで話題のトルコ系と台湾系のミックスですー。日本人の舌に合わせてあるんでかなりイケますー」


 うちらってのは配達人台湾系グループのことだろう。人口減少でデリバリー業界も苦しんでいる。今や店指定で注文ではなく、料理を指定すれば予算と好みに合わせて配達人が店を選んでデリバリーしてくれる。好みがバッチリ合えばお抱えの配達人へと昇格して、飲食店も配達人もますます商売繁盛ってわけだ。


「トルコ系は初めてだなー。楽しみだ。いくら?」


「2,800円ですー」


 スマホの決済アプリに3,000円入金して荷受け台へ。お抱え配達人もいそいそとスマホを取り出す。スワイプ一つでチャリンと決済終了。


「まいどーありがとうございますー」


 さて、晩飯も手に入ったことだし、キオスクでビールでも買って行くか。アンネッタもお腹空かせて待ってることだろう。




 三番ホームへの階段を登れば、そこには別世界が広がっていた。


 ホーム壁際には人員不足のため無人販売化したキオスクが何機も並んでいる。電車の移動を待つ列もそこまで長くない。今の西日暮里なんてあまり人が住んでいないからだ。自動営業のコンビニとテレワークステーションばかりで、住宅やアパートなんて駅近郊からすっかり消えてしまった。


 背の高い密閉型のホームドアはぴっちりと閉ざされていて、アクリルの小窓から覗けば、白銀色した軽ステンレスの車両が高速移動しているのが見える。


 スマートウォッチの時間を確認。十九時を過ぎたばかり。ホームドアからの情報が更新されて、次の停車までの時間と車両名がスマートウォッチに表示される。あと三分。車両名はサハE246-ツバキ1100。


 あと三分で山手線は一時停車する。計算通り、アンネッタが住む車両の最寄りに乗り込むことができそうだ。もしウーバーの配達人があと三分遅かったら、お腹空かせた彼女を待たせて駅ひと区画分車両を歩く羽目になっていたかもしれない。


 山手線がシームレス化して三年。すっかり定着した山手線賃貸物件にアンネッタが住み始めて二年。引きこもりアンネッタの部屋に通い始めて一年。そろそろ、僕も決断をしなければならないタイミングか。


 駅構内アナウンスが停車間近であることを連絡してくれる。もう一度ホームドアのアクリル窓を確認。軽ステンレスの車両ボディはその表面のツルツル塗装が分かるくらいスピードを緩めていた。


 停車。ホームドアの向こう側、一般車両がドアピッタリに止まった。賃貸車両は走り過ぎたが、たかだか七車両分歩けばいいだけ。これくらい想定の範囲内だ。


 降車するまばらなお客さんが降り切ってから、乗車待ち列がするすると車両に吸い込まれる。僕は左右の待ち行列がなくなったのを見て、この駅で一番最後に乗り込んだ。二十四時間環状運行する巨大なリング状の山手線シームレスに。




 山手線シームレス。それは増発に増発を重ねて、ついには路線上の全ての車両を連結させて継ぎ目なく環状運転営業をする巨大なリング状電車である。総台数1,600台あまりの車両が連結され、密閉されたホームドアの向こう側は、最高速度時速90㎞で回転する軽量ステンレス製の巨大人工構造物なのだ。


 賃貸電車なんて呼ばれているが、もちろん普通の電車として利用している乗客もいるためそれは誤った情報だ。正しくは、首都圏一極集中によるナンタラ回避のために増発された特別車両カンタラ事業だ。知らんけど。情報は正確に伝えましょう。


 僕が乗り込んだ車両はいわゆる一般車両、普通の電車部分だ。各駅によって毎度多少のズレはあるが、ちゃんと15両編成で構成された一般車両部が駅ホームに停車するよう調整されて一般車両と特別車両とが配列されている。駅間隔の都合で五車両分しか乗り込めない停車位置になったりするから油断できない。ホームドアからの情報は逐一更新させておこう。


 十九時過ぎの時間帯で車両内に立っている人は疎らだ。ほとんどの座席は埋まっているが、現在の西日暮里駅レベルの人口密度ならこれでも人が多いくらいだ。


 シームレス環状運転が始まった当初は、車内で進行方向へ走って東京駅からぐるり巡って有楽町駅まで山手線一周最速を目指す山手線タイムトライアルなんて到底出来やしない混雑具合だった。


 首都圏の人口流出に歯止めがかからない現在では、ぶら下げたトルコ風台湾固揚げあんかけ焼きそばの紙袋からかなりいい匂いを撒き散らしながら車両を渡り歩いても、誰にも飯テロ的迷惑をかけることは少ないってくらいだ。これが昔の満員電車だったりしたら飯テロなんてレベルじゃない。飯ジェノサイドだ。


 この時刻での一般車両は中途半端な停車位置だったため、アンネッタのいる特別車両まで環状運行してる電車を七車両分歩くことになる。たかだか七車両だ。電車の揺れの中を歩くのも慣れたものだ。


 これがもし一本遅れてしまっていたら、西日暮里から田端間の約1.6㎞、たぶん70車両分くらい歩かなきゃいけなくなる。山手線シームレスに住む人々にとっては電車に乗り遅れるのはほんと死活問題になる。延々と何キロも電車内を歩かされることもあり得るわけで。


 賃貸物件としてこの最寄り駅設定はネックとなる。最寄り駅は山手線各駅なわけで、設定上では徒歩一秒で駅に到着するが、それが降りたい駅とは限らないから困る。


 たっぷり七車両、トルコ風台湾固揚げあんかけ焼きそばの芳醇で香ばしい匂いを撒き散らして、僕はようやくアンネッタが引きこもっている賃貸車両「ツバキ号」にたどり着いた。


 限定的移民政策により首都圏での人口流出現象が始まる前までは、山手線シームレスは全車両がまるまる客室だった。本当に一本のリング状の電車だった。首都圏の交通事情を山手線シームレスが一変させた、かに思えた。


 そこに来てこの過激な人口減少だ。あっという間に利用客は前年度連続マイナス修正に落ち込んでしまった。


 地図を書き換えるレベルで駅舎や踏切を大改修した手前、今さら環状運行をやめるわけにもいかない。そこで山手線は大英断を下した。空き車両の賃貸物件化である。


 賃貸募集開始時の「そんなに電車が好きなら、いっそのこと山手線に住んじゃえば?」ってぶっ飛んだキャッチコピーがSNS上で大炎上したのも記憶に新しい。


 1,600台以上の車両のうち一般車両は300台。残りのおよそ1,300台の車両は駅舎に停止しない駅中間区画に位置する特別車両になる。一車両を三部屋のコンパートメントに区切った賃貸物件。総部屋数4,000室に迫る移動式集合住宅。「賃貸快速」とか「アパート電車」とか「走る長屋」とか、いろいろ勝手に言われちゃってるが、僕は「鉄子の部屋」って愛を込めたニックネームが気に入ってる。


 そんな鉄子の一人であるアンネッタが引きこもる車列「ツバキ1100棟」は15両編成で、その進行方向15両目がアンネッタの部屋。電車越えの連結扉を開ける、というところで次駅の田端駅に到着した。


 食事を運ぶだけで結局一駅越えてしまった。賃貸物件としてこれもデメリットの一つと数えられる。いちいち各駅が近くて停車したり発車したり、駅区間が短ければ急加速急ブレーキを身をもって感じられてもっぱら酔うとその筋で評判だ。山手線独特の急カーブに差し掛かったりすると傾斜を感じるほど揺れたり、特にカーブが多い区間は電車の揺れが好きな一派にはある意味たまらないらしい。


 その筋で評判とかある意味たまらないとか、賃貸の評価としてどうなんだろう。


 でも最寄り駅から徒歩三分もかかっていないし、手提げ紙袋からまだあんかけのあったかさが伝わってくるし、停車もまあいいだろう。


 それよりもチャンスだ。一般車両と特別車両の連結部は車両のサスが違うせいか山手線特有の傾きのある揺れをして歩きにくい。田端駅に止まっているうちに電車間連結部を渡ってしまおう。車両間を歩いて渡ればバネサスとエアサスの構造の違いが膝で理解できてありがたい、と住人の口コミがある。僕には意味がよくわからないが、そういうものなのだろう。


 キューブリック映画に登場しそうな連結部の機械的な二枚の扉をくぐれば、車両内の雰囲気ががらりと変わり、そこは賃貸車両の領域となる。


 まず音が変化する。一般車両と賃貸車両とで駆動モーターの規格が異なり、硬い外殻に覆われた賃貸駆動モーター音は北欧ヘヴィーメタルのベースのようにお腹にしんしんと染みてくる静かな低音らしい。むしろよく眠れる走行音だ、とアンネッタは高く評価している。眠れる騒音ってもはや日本語が崩壊しているではないか。


 そして窓が小さくなる。電車というよりも飛行機のように白い壁に丸みのある小窓が嵌め込まれてる。機密性を高めているので窓は開かない。ホーム側に規則正しく小窓が並び、中央に非常扉が据えられ、いわゆるここが車両間の渡り廊下となる。


 ホーム反対側はコンパートメントとなっていて、これが賃貸部屋だ。車両が仕切りで区切られている、というよりも、扉一つの居住ユニット化されたコンテナが固定されているようなかなりしっかりとした独立性を持っている。


 その一番手前、コンテナ部屋のドアポストのない無機質な一枚扉に表札があり《 kosigawa 》と掲げられている。呼び鈴はない。


 特別なリズムのノック。アンネッタとの取り決めだ。昔の映画で観たノックの合い言葉。主人公の用心深い殺し屋のつもりか、はたまたヒロインの悲劇の少女のつもりか。この場合は僕がヒロイン役か?


 しかしアンネッタのリアクションはなかった。引きこもりのアンネッタなら100%一秒以内に声を返してくるはずだ。たっぷり五秒待っても音沙汰ない。僕が五秒間立ち尽くしているうちに、山手線シームレスは田端駅を後方へ流し去ろうと再び走り出した。


 トイレか、それとも山手線引きこもりにとっての唯一の障害、お風呂か。


 山手線シームレスに住む人々は、食事や買い物などの日常生活のほぼすべてを駅構内含めて山手線から一歩も出ずにまかなえる。山手線沿線から外にも内にも出る必要がない。山手線シームレスはそういう風に造られている。


 ただそれも日常生活を普通にこなしている人限定だ。引きこもりはこれに当てはまらない。部屋に簡単な水道はあるが、トイレ、洗面台は一車両に一つしか設置されていない。そして大きな難題がお風呂問題だ。お風呂だけが、唯一改札の外に出ないとクリアできない問題だった。


 アンネッタの悩みもそれだ。山手線引きこもり生活とか言っておきながら、一日一回お風呂のために改札を出てスーパー銭湯とコインランドリーへ行く。もっとも、僕が無理矢理連れ出しているようなものだ。彼女を放っておけば、きっと一週間ぐらいお風呂なし洗濯なしで引きこもってしまうだろう。


 山手線シームレスの車両内でコーヒースタンドを営業しようとしているくせにお風呂に入らないなんてあり得ないぞ。かと言って、自主的に改札の外に一人で出歩くなんても考えられない。


 さて、困った。アンネッタはどこに消えた。


 何気なしにドアノブを捻ってみると、かちり、機械的なクリック音が小さくなってドアが向こう側へ動いた。カギはかかっていなかった。


 もしかして眠っているのか。そうっと中を覗けば、スウェーデンコーヒー独特の浅煎りのすっきりとした香りが残っているだけで、一眼で見渡せる手狭な部屋には誰もいなかった。


 とりあえずアンネッタの部屋に入る。せっかくの北欧コーヒーの香りと山手線シームレスの駆動モーターが焼けるメタルな匂いとが混じるのが惜しい。後ろ手にドアを閉めれば、多少の山手線特有の斜め揺れは気になるが、そこは完全に一人分の生活空間となる。


 大きな窓は半透過式ディスプレイになっていてタッチ一つで動画でも静止画でもいくらでも風景を変えられる。アンネッタの部屋は故郷の列車から見える夜のフィヨルドの絶景が流れている。


 壁紙は淡いグリーン。もうすぐこのコンテナの壁はぶち抜いてカウンターにして、アンネッタの部屋を二つに間仕切って車両内コーヒースタンドを営業する予定だ。


 アンネッタは山手線シームレスに引きこもり、自分の部屋から一歩も出ずにスウェーデンコーヒーを一般車両のお客様に提供する。その他の雑務は僕の仕事だ。今日西日暮里のテレワークオフィスで営業許可申請出してきたところだし。


 壁掛け式の寝台は開かれて、毛布が二枚くしゃっと丸められている。布団に触れると、ひやっと室温。ついさっきまで横になっていたとかそんな痕跡はない。収納スペースも整理整頓されていて、衣装ケースから袖がはみ出ていたりもしない。


 作業デスクのノートPCはスリープ状態。スマホも、アンネッタが好きな漫画もなし。コーヒーメーカーに残っているコーヒーはすっかり冷め切っている。これは、本格的なお出かけだ。どうする? 待つか、探すか。


 格安ビジネスホテル未満ハイエースクラスのキャンピングカー以上のリビング兼ベッドルームで、山手線シームレスが次駅の駒込駅へ向けて速度を上げていくのを揺れで感じとる。


 と、最高速度に達した頃、僕のスマホが黒電話の着信音を掻き鳴らした。


 誰からの電話か、なんて確認もせずにコールが一回鳴り終わる前にタップ。


「アンネッタ。バリバリのトルコ風台湾固揚げ焼きそばが熱々の餡に侵略されてふやふやになってしまう」


 僕たちにはもはや一刻の猶予も残されていないのだと告げると、彼女は「それはとても残念なことです」とだけ言って寂しげなため息を聞かせてくれた。


「どこにいる? え? 窓の外を?」


 半透過式ディスプレイにはスウェーデンの夜のフィヨルド。オーロラでも見えそうな勢いで夜更けていく。無論、フィヨルドの風景動画の中にアンネッタの姿はない。窓の外。電車の外を見ろ、ということか。


 アンネッタのベッドに座ってノックする要領で半透過式ディスプレイをタップする。すぐさまコマンドウインドウがポップアップされて、窓の透明化コマンドを即実行。


 夜のフィヨルドの風景動画が瞬く間に立ち消えて、夜の山手線から見える風景が現れた。それは高速走行する山手線シームレス外回り線の軽ステンレス製の外殻だ。


「今なんて言った? どこって、僕の部屋?」


 内回り線にあるアンネッタの部屋の窓から、外回り線の賃貸車両の窓が見える。当然だ。山手線シームレスは内回りと外回り、二本の巨大なリングがすれ違うように環状運行しているのだ。


「計算通りならもうすぐだよって、まさか、アンネッタ!」


 山手線シームレスの最高速度は時速90㎞。内回りと外回りとがすれ違う相対速度は時速180㎞に達する。内回り線のアンネッタの部屋の窓と外回り線の僕の部屋の窓とは、約三十分に一度、時速180㎞ですれ違うのだ。


 窓の外を凝視する。もう夜だし、窓の外の人と目が合うのも嫌なものだからほとんどの住人は窓をディスプレイ化している。そんな疾走する山手線シームレス。遠くにぽつり、灯りが透過している車両窓が高速で接近している。


 今現在、山手線シームレスの最大の問題点は内回りと外回りの物理的連絡通路が存在しないってところだ。わざわざ内回り車両が停止した駅で降りて、ホームをぐるっと迂回して、上に登ったり下に降ったりして、そしてようやく外回り車両に搭乗。そこからさらに自力で目的の賃貸車両まで徒歩移動しなければならない。

 

 そこまでしなければならないこのサプライズにいったいどんな意味があるんだ、アンネッタ。


 相対速度時速180㎞で接近してくる外回り車両の僕の部屋。スマホ片手にアンネッタのカウントダウンを聞きながら窓に頬をベタ付けして目を見開く。瞬きするな。動体視力を研ぎ澄ませ。


 一瞬ですれ違った僕の部屋の窓にスケッチブックを押し付けている人影があった。長めの髪の毛は焦茶色。表情はスケッチブックに隠れて見えなかった。高速で遠ざかるスケッチブックには真っ赤な文字で『 Jag saknar dig! 』と書かれていた。


 アンネッタ。なかなか面白いサプライズだったけど、残念ながら、僕はスウェーデン語が解らないんだ。




 越河・モモコ・アンネッタは全長35㎞の集合住宅山手線シームレスをこよなく愛する鉄オタでありトルコ風台湾固揚げあんかけ焼きそばよりも山手線車両内でスウェーデンコーヒースタンドを営業するためのサプライズ演出を優先させ環状山手線から一歩も外に出ずに暮らす極限生活に挑戦している引きこもりスウェーデン系日本人である。情報量多くてごめんなさい。

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