第4話 子どもが生まれる時の先生

 何を隠そう(隠してないけど)私の両親は教師でした。子どもの時に死んじゃったけどね(第一話参照)


 これって結構、先生あるあるなのかなと思うので、そしてめっちゃがっかりポイントだったのでお知らせしておきます。


 小学生の時、自分の名前の由来を調べる宿題があったので、父に聞きました。

「私の名前って、どうやって決めたん?」

 父は言いました。

「生徒の人気投票…」


 父は高校の教師だったので、担任のクラスで投票して決めたらしい。

 そしてそのころ、“佐良○○” という歌手の方がめちゃくちゃ人気で、この年代の名前ナンバーワンだったそうで、私もご多分に漏れずこの名前になった、とのこと。

 なんかねぇ、がっかりだったわ~。

 他の子は、由来とかいろいろ発表されてたのに~


 ちなみに私の姉も教師なのですが、子どもが生まれる時、クラスの子の名前は付けられないから命名の幅が狭まると嘆いていました。先生って大変だね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

昭和のトンデモ先生 @MIO_na

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ