眠れぬ夜は あなたのそのぬくもりを思いだし そっと揉んでみる
こんにちは&こんばんは。
田舎暮らし、田舎の嫁やっています小烏です。
「思わせぶりなタイトル」シリーズ第二弾(いつからそんなシリーズが?)です。
今回も刺激的なタイトル(当社比)に見えなくもないというかそんな雰囲気ではございますが、今回もまたタイトル通りとなっております。
よろしくお願いします。
眠れぬ夜、ありますよね。
昼寝のし過ぎだったり、寝るタイミングがずれてしまったり、楽しいことがあってテンションが上がり過ぎていたり、ブルーライトのせいだったり。
何か大事なことを考えすぎてしまっていたり、嫌なことがあってイライラしていたり、お腹の空きすぎだったり、愛おしいあの人への青春のもやもやだったり。
誰にでも眠れぬ夜というものはあるものです。
さて、まったく話しは変わりますが、ちょっと鏡の前に行ってみてください。
鏡に向かって、「あっかんべー」をしてみましょう。
舌先が左右どちらかに片寄らず真っ直ぐ伸びていますか?
今度は舌先をくるりの上に丸めあげて、舌の裏の根元の血管の色をみましょう。
綺麗な赤色ですか?
次に舌の両サイドを見てみましょう。
そこに歯形などついていなくてふっくらしていますか?
舌が真っ直ぐ伸びて、舌の裏の血管は健康的に赤く、舌の両脇に歯形もない方、おめでとうございます。あなたは肩こり、偏頭痛も知らない健康なお方とお見受けします。今後も今のまま健康にお過ごしください。
伸ばした舌が左右どちらかに寄り気味な方。
物を食べるとき片方の奥歯だけで噛んでいますね。
舌の裏の血管がどす黒い色になっている方。
肩こり首こりがひどいのではありませんか?
舌の両脇に歯型がある方。
いつも常に24時間、歯を噛みしめていませんか?
6年ほど前、小烏はこの3つに加えて、
ほほの内側にも歯型がある。
食べているときよくほほの内側を噛んでしまう。
そもそも口が大きく開けられない(口を開けて縦に並べた指二本が通らない)。という六重苦を背が負っておりました。
六年ほど前のある日、ブリッジを支えていた奥歯に虫歯が出来て近くの歯科医に行きました。
先代の大先生の時からお世話になっている歯科医さんです。
この時には大学病院で口腔外科をされていた息子さんが戻られて、跡を継いでおられました。
まずはレントゲンを撮りましょうということになったのですが、口の中に大人用の板(小さなフィルムか?)が入りません。
歯科衛生士さんがかなり努力と創意工夫をしてくださいましたが、口の中に入っても所定の位置にきちんと留まれません。小烏も涙とよだれを流して頑張りましたが無理でした。結局この時は子ども用のもので撮って貰ったのではなかったかと思います(記憶は定かで無い)。
次に先生の診察なのですが、ここでも先生の希望ほど口を開けることが出来ません。
これ以上口が開けられないとわかると先生は、小烏の頬をマッサージというより指圧し始められました。
頬を一通り押すと今度はあごの下。
頬は気持ちよかったですが、あごの下というか、あごの骨の内側はソコソコ痛かったです。
しかし指圧の効果はしっかりあって、今度はかなり口が開きました。
最後に首の筋(横を向くと浮き上がる筋、漫画で首を描く時に斜めに線を引くアソコ)をむんずと抓まれたのですが、これが痛いのなんの!
「痛いですか?」という質問に、痛すぎて答えられないくらいの痛さでした。
「口腔周囲筋の過緊張により開口保持が難しい」状態とのこと。
ずっと歯を嚙みしめているので、噛むための筋肉が噛んだ状態で固まってしまい「古いゴム」のように伸びが悪くなっているのだそうです。
もう虫歯の治療以前の問題です。
先生に勧められて「デンタルアロマセラピー」というものを受けることになりました。
結論から言って。
「デンタルアロマセラピー」保険適応外なので財布には厳しかったですが、体には大変良かったです。
月に一回福岡から資格を持っておられる専門の先生がいらして、専用の施設でアロマオイルを使って胸から上のマッサージを受けるのです。美容のマッサージとは違ってスポーツの後のマッサージに近い感じです。この時左肩を痛めていてリハビリに通っていたのですが、そこも看てもらえて今はほとんど後遺症もなく動かせています。
マッサージを受けながら、噛むための筋肉も教わりました。
ほほ骨の下からあごの内側にかけて、ほほ骨からこめかみにかけて、後頭部から首の付け根にかけて、耳の前から鎖骨にかけて、首の後ろから肩甲骨にかけて。
その時に先生から「息がちゃんと出来ていませんね。」と指摘され驚きました。
いや、今息しています!
「肋骨が動いてないです。肩で息をしていますよ。」
肋骨の間の筋肉も固まっているそうです。
「胸を精一杯広げて香りを吸い込んで。まだまだ!もっと!」
薄い胸が張り裂けそうです。
「もうちょっと!」
くぅぅ!あちこち固い小烏です。
このデンタルアロマセラピーを受けて、口は無事に開くようになり、回転ずしで一貫パクリと食べられるようになりました。
もちろん奥歯の治療も無事に終わりました。
化粧クリームをつけるとき、シャンプーをするとき、今も意識してマッサージするようにしています。
そして今夜のように、なかなか寝付けない夜。
先生の温かい手とアロマの香りを思い出して、首筋から後ろ頭、頬からこめかみ、顎から鎖骨にかけてを揉んでいくのです。
一通り揉むと、緊張がほどけて眠れるような気がするのです。
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他にも固かったお話しは、こちらになります。
「股関節を痛めたと思って整形外科に行ったら問題はお尻だった話、もうしましたっけ?」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860138892715/episodes/16816927860236509786
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