これは私の話、、

@mocomoco55

第1話 水商売って?、

18歳までの私はただただ親のレールに敷かれた道を紆余曲折ありながらも進んでいる子だった。


激動の中学受験を経て、、

何もやる気の起きないまま大学に進学した春。

大学の必修もサボってサークルのマネージャーとしてモヤモヤした毎日を過ごしていた。


そんなある日、同じサークル内で初めて彼氏ができた。福島から上京している2個上の先輩だった。


この人にはじめてをあげた。

最初は痛かった、ただそれだけだった。

その後、先輩の家に外泊する数が増えた。


誘われる度、今日もアレをするのかと作業的、無機質な感情で家路へ向かっていた。

初めてをあげた人という特別感だけで好意を抱いていたと錯覚している中で。。



ところが、あっという間に別れが訪れる。

元カノと2股をしていたのだ。

相手とも別れられないと言われ、私から泣く泣くお別れをした。


その後傷心の3ヶ月、何もやる気が起きない中バイトを始めようと試みる。憧れていた夜のバイトだ。


割と裕福な家庭に産まれてにたも関わらず、小さい頃から母の好みの物しか買ってもらえなかった。自分の好きな物を買ってもらえなかったのだ。小さな欲をいだきつつもふと思いつきで面接に行くことにした。


コンコン、

小さな事務所のような所に通された。


相手は言い方が悪いがチンピラのような顔立ち。

ふてぶてしい態度で

「座って!」

と言ってきた。

私の顔をジロジロと見るなり、身分証を出してと言われ、免許証を提示する。


ここから私の風俗生活がはじまる。

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