大正という時代を小説で味わえる鬼灯シリーズの始まり

紹介文にもあるとおり「夢告げ」の前日譚であり鬼灯シリーズの始まりとなるお話。
どちらから先に読んでも楽しめると思います。
(ただし、どちらも読まないと勿体ないとは思います)
文章が巧みなのは勿論、正統派のど真ん中の色気のある大人の男を書くのが本当にうまいです。
純文学が好きな方、明治大正時代を描いた小説が好きな方、浴衣の似合う男が好きな方などは特に読んでみてください。