第5話 一泊

泊りに行きましたが勿論私に出来る事は何もなく只々話を聞き、あとは部屋に入った時に嫌な感じがする事も、何もなかったので、正直にその事だけを伝えて、、


人が泊まる事も手伝ってか少し安心した様に時間と共に眠ったのを覚えています。

約束通り一泊して朝には帰ったと思いますがその日のことは曖昧にしか覚えていません。

何日かして連絡を貰い、あの日から金縛りは無く睡眠を取れていると連絡がありました。


何もしていないけれど、困っていたことが解決して良かったと思いましたが

私が震えたのは後日でした。

でもその後日談は金縛りに悩まされていた彼女には伝えていません。


その話が広まってもし、また誰かに助けて欲しいと頼まれても助けることなど最初から出来ないと思うからです。

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