災厄が渦巻く世界で一体なにが幸せなのか。罪とはなにをもって罪となるのか。救いの定義とは――そんなことを考えさせられるような作品だなと思いました。ただただ尊いというだけの物語ではないというか、作品の中に色んなテーマとか重みがある感じがしましたね。私の語彙力ではそれを伝えられないのが残念なところではありますが……とにかく一言で語れない深みがあるんですよ。内容について触れたいところなんですけど、私が書くと質が落ちてしまう気もするのでとりあえず読むことをオススメします。シリアスな百合物が好きな方はぶっ刺さるんじゃないかと思っています。
文章力が凄まじく目に風景が浮かび、尚且つ、スラスラと頭に入ってくる。そして、何より面白い。つまり、何が言いたいのかというと、この作品、めっちゃ好きです。
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