第12話ドライブ
一時間も前に来てしまった。
服を選ぶのに、早起きした。
とても天気の良い日だった
梨花が来た。
緊張で手が震えた
夢じゃないかと、何度も思った
俺は助手席のドアを開けた。
失礼しますと言って梨花は乗った
妄想に見た光景だった
梨花に初めに乗ってもらうのが、夢だったから。本当に!と言うと
やっぱり優しく笑った。
ハイ、これ?
お茶でいい?
と、ペットボトルをくれた。
このペットボトルは捨てられなくなるな
そう思った
俺は山道を走らせながら
今までの事、たくさん話した。
今まで話しかけた1人ごとを
本人に
梨花は
クスクス笑ってた。
ありがとうと、何回言われただろう
普通に聞いたら気持ち悪い話しなのに
長い
ドライブだったのに、
すごく短く感じた。
梨花は
今日はありがとう、
あと、
ずっと今までありがとう。嬉しいよ
と言って。
俺の頬にキスをした。
バイバイと車を降りようとした
俺は、思わず
待ってといい、
初めて自分から、LINEの、QRコードをだした。
その夜
梨花から
大切な青春を、私に、捧げてくれてありがとう。
とっても、幸せな事です。
そして
たくさんキズつけてごめんね。
とLINEが来た。
俺はこれを待ち受けにした。
俺はまだ童貞のままだ。
いつか梨花をこの手に抱くまで
まだ俺はあきらめない
やっと始まったばかりだ
もう、馬鹿みたいにしない
夢を叶えててやる。
妄想を現実にするんだ。
俺のリアルは始まりだした
25歳ハイスペックな俺が童貞な理由 1 雪見 白雪 @ukimi2115
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