第10話 悪徳貴族の反省点

【反省点】


 まずはなろうの方。これは完結設定を入れずに最終話を投稿してしまったこと。


 本来は日曜の昼過ぎに何時間かはトップページの完結した連載作品の欄にのれるはずが、そのチャンスを逃してしまった。

 多分今までと設定方法が変わっているとは思うのだが、これは痛かった。


 気付いたのが深夜だったが、そこで慌てて完結設定にしたものの、トップページに乗ることはなかった。あれはあくまで最終話を投稿した時間を基準にするので、後から完結扱いにしてもトップページにのるのはその時間に投稿された完結作品だけ。


 あるいは最終話を一度消してからすぐに再投稿+完結にすればよかったのかもしれないが。


 それでも新着ページを数ページ遡ってチェックしていくスコッパーさんにブクマと評価入れてもらえたのでかろうじて息が続いた感じ。


【タイトルのミスマッチ】


 カクヨムで見れるPVの推移を確認すると


1話 76PV

2話 69PV

3話 43PV

4話 44PV

5話 38PV


 となってて、2話から3話への継続率が62%と一番低い。

 これは振り返ると2話まで読んで、作品の方向性を理解した読者がこれじゃないと思って離れたのではないかと思う。

 最初から同人ゲームのお約束をネタにしている作品だと理解してた人はそのまま継続してくれたが。


 ヒロインがスライムに捕まってるとこからスタートなのはそういうサービスシーンなのかなと理解して2話を読んだら宿屋の主人がどうのというエロ同人ネタ。

 俺が読みたかったのは主人公が逆境の運命に立ち向かう悪徳貴族ものなんだよと離脱。そんなところか。


 PV低い割にカクヨムのフォローは10名確保できたというのはタイトルがよかったからだと判断してたけど、それは王道の悪徳貴族ものへの期待感であって、実は中身とは乖離してるのだよな。

 一見するとカクヨムで人気の悪徳貴族ものに寄せてるけど、読んだらこれ同人ゲームの悪徳貴族じゃねえかってつっこんでもらう構成なので、タイトルは王道的なのを目指して考案。

 

 それ自体はよくできたかなと自負しているが、これって読者の期待感を裏切ってるとも言える。

 自分がどっちも楽しめる人間だから、安易に考えていたけど。


 この作品の売りは同人ネタのメタ処理であって、同じ悪徳貴族でもそっちじゃねえよっていうギャグの部分はあくまでおまけ。わざわざタイトルを王道に寄せたのは前フリのためだったけど、やりすぎたかもしれん。


 PVの推移はなろうの方でも同じ。一週間の日別ユニークアクセスを集計していったけど全日に渡って2話から3話への離脱率が一番高かった。



 これをタイトルを修正してハーメルンに持っていったらどうだろうか。

 あそこは二次創作サイトだから、同人文化にも親和性高い読者が多いはず。


 その層に、悪徳貴族もので売り込むのではなく、最初から同人ネタのコメディとして売り込んでいけば今より結果が出そうな気がする。


 いいのが思いついたら実行する。


【メモ】

 同人ゲームの悪徳貴族に転生したので改心純愛ルートに進みます ~そもそもヒロインさんはピンチに会いすぎなのでは?~


同人ゲームの悪徳貴族に転生したのでいっそオークや宿屋の主人も兼任することにしました


BSS 僕が先に好きだったから

BSS 僕が全ての竿役に


同人ゲー世界の竿役ワンオペ日誌


悪徳貴族:俺 オーク:俺 宿屋の主人:俺


この辺を思い出した頃にこねこねしとけば何か浮かぶだろ。


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執筆メモ 笠本 @kasamoto

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