第26話:あなたの初登校はいつから…?(初登校+推しとの出会い)
過去弾の円盤で予習をした私は、実際に劇場で観劇することに。
どのタイミングだったか覚えてませんが、チケット申し込みして発券したらまさかの最前列…。
父に連れて行ってもらっていた舞台は、いつも最前列には透明のビニールシートが置かれていて(お客さんが水に濡れないよう自分で広げて使用する)、劇場の席に座った時ビニールシート探しちゃいました(笑)
『椅子の下に置いてあるのか??』とかね…挙動不審だったかも(笑)
初登校した9弾再演は、池袋の劇場だったんですがめちゃくちゃ迷子になりました(笑)
サンシャインビルって奥の方入り組んでて乗るエレベーター間違えると一生たどり着けないですよね…。
劇場に到着した時は…もうびっくりです。
綺麗な女性のお客さんばっかりだったんですもの…。
私はこの当時から化粧はしない民なので、スッピン+マスク(にやけた顔を晒すわけにはいかん!…と思い)だったんですよ。
でも、この当時はコロナ前とはいえ誰もマスクしてないのにつけてると風邪だと思われるかな…とかとか。
ギリギリまで悩みましたが、羞恥心が勝ちマスクを着用して観劇することにしました。
まぁ…今だったらそんな細かい事は気にしないんですけどね。
あ、もちろん『コロナ関係ない時は』の話ですよ。
でも、過去弾の円盤で予習はしたものの…実際に観劇する9弾再演の情報は何も調べてなかったんですよ。
勿論、観劇マナー等の注意事項はしっかり確認しましたけどね。
何事も、特に初めて触れる際にはしっかりと運営の注意事項は確認しなくてはなりませんからね。
私は予習した過去弾が5・6弾だったので、くのたまちゃん(忍術学園の女性生徒)は固定で存在すると思い込んでたし、なんなら前説があると思い込んでたわけです。
過去弾では、収録こそされてませんでしたが前説があったらしいですから。
なので、本番何分前から始まるのかもわからない前説を見逃さないために、物販にも並ばずに最前列で地蔵していました。
特にやることもなかったし、ほとんどのお客さんがロビー等で会話を楽しんでいたり物販に並んだりと、着席してる方が少なかったので…。
ところが、10分前ぐらいになっても何も始まりません。
流石に「あれ…?」と思った私は、出演キャスト欄を見て初めて女性キャストが居ない事を知ったわけです。
本番始まってからは、距離の近さに戸惑いつつも殺陣に女装にストーリーにただただ夢中になりました。
ほぼ全キャスト初めましてだったので、双忍の見分けがつかなくて途中からは声を聞き分けて判断してたんですが、途中で五年生がドクタケさんの鍛練を見学するシーンで客席に背中を向けて座った時は焦りましたね(笑)
『あーーー!!背中向けられたらどっちがどっちかわからないから!!!!』
ってね(笑)
楽しい時間も気が付けば終わりに近づいていて…。
勇気100%の時間になるわけです。
いくら事前予習でレポを読んでいたとはいえ、初登校最前列では予習も意味がなく…。
楽しそうに目の前で踊るキャストを眺めながら手拍子をしていたわけです。
すると、サビになった瞬間音がね…無音になったんですよ。
機材トラブルとかそういう事ではなく、周囲の手拍子が止んだからなんですが…。
その瞬間頭が真っ白になりましたね…。
だって、普通アイドルのライブとかでもMCとかイントロで『サビで一緒に踊って欲しい振付があるので練習してみましょう!』みたいなのあるじゃないですか?
そういうのが何にもなかったから油断してて…。
目の前にいるキャストの動きをマネしてもミラーになっちゃうから、横目でチラチラ隣のお客さんをカンニングしながら、ぎこちない動きでテンパりながらだったので正直記憶が無いです…。
勇気100%は権利問題なのか、客席への配慮なのか円盤に収録されることもないですからね…。
最近では、学園長先生役のキャストさんがTwitterで勇気100%の振付動画を投稿してくださっているので、それを参考にすると良いかもしれません。
※ジャニーズと忍ミュでは振付が違うのでご注意ください。
そして時は過ぎ…。
忘れもしない2019年5月2日日比谷。
都会の街中へ深緑に身を包んだ六人のたまご達に会いに行きました。
過去弾の円盤を見ている時から『七松小平太』が大好きで…。
でも、初登校した9弾には登場しなかったのでこの日が初対面でした。
演劇全般のイベントの中、5月2日(2.5にちなんで)は野外ステージで『憂国のモリアーティ』『ミュージカル忍たま乱太郎』の2作品ステージパフォーマンスがありました。
モリアーティの方が先だったため、忍ミュの待機列で並んでいるとカッコいい衣装を身に纏ったモリアーティのキャストさん達が待機テントへと入って行く姿が見えました。
私達、忍ミュの待機列にも優しく手を振ってくれるキャストさん達に『かっこいいね』『私達にも手を振ってくれるんだね』なんて待機列はあたたかな空気感になっていたのですが…。
『え…もしかしなくても、六年生この大都会にあの忍び装束で歩いてくるの???』
という現実に困惑(笑)
勝手に、一般のお客さんには見えないような裏口とか隠し通路的な何かを利用するもんだと思っていたので、堂々と歩いてくるモリアーティのキャストさん達の姿を思い出しながら『えっ…え??』って私はなってましたね(笑)
モリアーティのステージも終わり、お客さん入れ替えがあり円盤特典用のカメラさんなのか取材用のカメラマンさんなのか…最前列には数人のカメラマンさん。
私は前から3列目ぐらいの立ち見だったんですが、少しして遠くの方がざわついているのが伝わってきて、『あ、本当に六年生の皆が来てくれたんだ』という現実に緊張が…。
10弾初演公演前のタイミングということもあり、忍ミュ初参加キャストの三人はさぞ緊張しているんだろうな…なんて思っていたのですが、流石は六年生といいますか…単に待機指示が違っただけなのかもしれませんし、客席から見える位置関係の違いかもしれませんが…。
テントの外で待機してるように見えたんですよね…。
少なくとも私には、テントとテントの間のスペースに六人居るイメージでした。
なんでそう思ったかというとですね…。
時々テントの屋根よりも高く七松先輩の苦無だったと思うんですけど、高らかに天へ投げられているのが数回見えましたから(笑)
ステージが始まる前の時間に、テントの陰から六年は組のお二人がひょっこり顔を見せてくれて手を振ってくれて、我々も手を振ったりして…緊張をほぐしてくれるのまさに六はって感じでした。
ステージが始まる前から、なんともアットホームな空気感でとても幸せな気持ちになりました。
この時、初めて百錬成鋼が披露されたんですけども、会場がハンドマイク対応だったため生歌ではなく音源だったんですけど…それでも、袋槍の迫力と初参加組の武器を使用したパフォーマンスはすごく楽しかったです。
あとね…これは本当に言いたいんですけど、伊作先輩ソロの部分が通常とは違って六い・六ろの四人が壁を作ってのパフォーマンスで、コミカルな伊作先輩の不運が演出されていて、今じゃ想像できないと思いますが結構お客さんも笑ってたんですよ。
六年生がわちゃわちゃしてるのが可愛くて微笑ましくて…まさか本公演であんなに泣けるシーンになてるとは1ミリも想像してませんでしたよ。
私は勝手に『日比谷版の百錬成鋼』と呼んでるんですけど、またいつかこのバージョン見たいですね。
そうだ!
この時伊作先輩ソロ歌唱中にステージから降りてカメラにドアップで特大ファンサしてたんですけど…あのカメラはどこの媒体だったんですかね。
当時公表されてたのは、2.5系の番組だったんですよ。
でも、オンエア見ても伊作先輩のシーンは流れてなくて…。
カットされただけなのか、そもそも違う媒体だったのか…あの映像どこで眠ってるのかな。
この伊作先輩の客降り(?)がアドリブだったのかはわからないですけど、ステージの上でややあきれつつ『やれやれ…』て感じで見守る食満先輩もよきでしたね。
おっといけない。
初めて肉眼で観る七松先輩の第一印象は、『リアル六年ろ組の挑戦できるのでは…?』でしたね(笑)
身長は高いし手も長いしとにかく声が大きい…。
あの声量なら「やっほー!」で岩山壊せる(確信)
身長は高いけど、末っ子感が隠し切れない感じはどことなく初代っぽさを感じました。
やばいやばい…気が付いたらもう3000字超えてるの???
私は、文字書きだけど文章まとめるのが下手くそなので読みにくい部分めちゃくちゃあったとは思いますが、ざっくりと…これが私にとっての『忍ミュとの出会い』でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
余談
下記は以前エッセイ内で忍ミュに触れた投稿です。
第34話:もやっとする観劇マナー
過去弾キャストの観劇マナーにモヤモヤした話。
ちょっとばかし、思う事がありまして。(2018~2020年)/桜木 彩 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054885512949/episodes/1177354054894728981
第29話:モノカキとして勉強になった台詞
文字書きの端くれとして、体感時間の表現に気付かされた話。
ちょっとばかし、思う事がありまして。(2021年)/桜木 彩 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354055519043432/episodes/16816452219950590716
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