よく食べるケモミミと不器用なアラサーのオッサンの微笑ましいやり取り

娘と歩いていると通報されてしまう様な世知辛い世の中ですが、世の中のお父さんは泣いて良いと思います。この作品を読んでいるとつくづく主人公のオッサンが不憫に思えますが、それでも不器用なりに娘を慈しむ様に接する姿は心優しいお父さんそのものでした。

優しくもあり、時に厳しく、面白おかしく不器用に接する姿に萌えてしまい、読んでいると自然と顔がほころび笑みが零れていました。そういう優しい気持ちになれる作品だと思いました。

コンがご飯を食べているシーンが印象的で、美味しそうにたくさん食べている姿は見ていて気持ちが良く、ついつい自分もお菓子を食べながら読んでいました。

少しずつ展開する物語に早く続きが読みたいと、読む手が止まらず気が付いたら最後まで読んでいました。もしもケモミミ幼女とおっさんのやり取りが見たいと思えたら一読の価値はあるのではないでしょうか?少なくとも私はとても楽しめました。