2022年元旦 腸炎、そして……
歯痛に結石という、人間が感じうる激痛のうちの二つを年末年始に経験してしまった。
もうこんな事態は二度と避けたい!
そう願いながら祈るように年末年始を過ごし、健診も歯のチェックも欠かさず、何とか2年ほどは無事に何事もなく過ごせていたが――
しかし、今回の腸炎である。
場所が場所(右わき腹)だっただけに結石と同時に盲腸を疑ったが、幸いどちらでもなく、腸炎でしょうとのこと。
年末年始に開いてくれている休日診療医が近くにいてくれて良かった。
しかもかなりきちんと丁寧に検査してくれた。
この痛みがただの腸炎とかありえんだろこのヤブが、とちょっとだけ思ったのは秘密だ。
ここ2年、せっかく年末年始無事に過ごせたのに、また極悪ガチャにあたってしまったのか――
一度ならず二度も三度も、年末年始に病院に行くハメになり、夫や義実家に迷惑をかけているという事実に、半泣きの愚痴愚痴であった。
それでも家に帰ってから薬を飲みしばらく安静にしていると、やがて症状は軽くなり、何とか親戚回りが可能なレベルに復調出来た。
結石や歯痛に比べると大分幸運だったというべきか。
そして、ここに至って思う。
日本の年末年始、忙しすぎないか?
ただでさえ直前にクリスマスがあり。
それが終われば年賀状、大掃除、年末の買い物、おせちや年越しそばなどの正月準備。
何とか年を越したら雑煮を食べて、親戚への挨拶回りが始まる。
義実家でも実家でも、ある程度はお手伝いをすることになる。
(私は今回は義実家ではほぼ何もしなかったが、通常は色々と食事の支度をする)
おせちって確か……主婦に楽をさせる為に出来た保存食じゃなかったっけ……
しかもこのクソ寒い中で、それを全部やる。
年越しは忙しいものだとはいえ、限度というものがあるだろう。
さらに言えば今回の年末年始、異常に短い。
例えば夫は30日まで仕事で4日から仕事始め。休めるのはたった4日しかない。
私の場合はもう少し余裕はあったものの、それでも辛いものは辛い。
年賀状も大掃除も買い物も適当に済ませているとはいえ、それでも辛いものは辛い。
初詣? 勘弁してくださいよ1月中に行ければいいでしょう。
正直、毎年これだけ大々的に年末年始の行事を行なうなら、最低限7日は休みが欲しいところだ。
たったの4日で全部こなそうなんて無理です。
いや、殆どの人はこなせてるからこそこういう習慣が続いているんだろうけども。
身体にガタが来る奴だっているんですよ。私みたいに。
2回までならまだ偶然と考えることも出来る。
しかし3回起こったのなら、それはもう偶然ではない。
念の為に言っておくと、私は普段からしょっちゅうこんな激痛を伴う症状を起こしているわけではない。
コロナ禍以降は相当警戒しているせいか、ほぼ風邪もひいていない。
年末年始だけである。
もう一度言う。年末年始だけなのである。この激痛ガチャが発生するのは!
私の親戚筋でも、毎年年末年始に酷い体調不良を起こす人がいると聞いた。
原因は恐らく、多忙による疲労の蓄積。
年末年始の急な体調不良は、そこまで珍しいことでもないのかも知れない。
海外の正月ってどうなんだろう。日本以上に忙しいところってあるのか?
まぁしかしそれでも……
おせち全部は無理でも、黒豆は作りたいんだよなぁ。
一応掃除もしておきたいんだよなぁ。
何より、甥っ子や姪っ子にも会いたいんだよなぁ。
結論としては、年末年始は休みが最低でも7日間になるよう、国が休日を作るべき。
正月恒例・元旦激痛ガチャの顛末 kayako @kayako001
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