_あとがき_


■ごあいさつ


お疲れ様です。i820です。


_TRANS_AZEL_、お陰様で完結です。

ここまでお付き合いいただいた方、本当にありがとうございます。


蓋を開けてみたら、相変わらずド底辺とはいえ思ったよりは評価もいただけて嬉しく思っています。重ねてありがとうございます。

評価等まだという方も、面白かったにしろ、つまらなかったにしろ、何かしら残していっていただけましたら幸いです。

ついでに過去作まだ見てないよって方、そちらの方も寄っていって頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。


■自己評価


で、折角なんで振り返ってみての自己評価でも考えてみようかと思うんですが、……どうなんでしょうね。

前半は割と良かったと思うんですよ。うまく噛み合ってたというか、ちゃんと手綱握れてたというか。

アルカディア編は本当書いてて楽しかった。


ただ、正直中盤以降は設定間の整合性とか、誰が何を目的に何処で何をしているかの辻褄合わせとか、その辺のハンドリングに必死で、ただプロットを理路整然と消化していく事に精一杯で、肝心のドラマを面白く盛り上げる努力をする余裕が持てなかったというか。

そのせいもあって最終的には、落ち着くべきところに綺麗に(あるいはこじんまりと)落ち着き「過ぎた」感があるというか。

何となく、もっとグチャグチャでも良かったのかな、とも思います。


丁度最近ブレンパワードを初見完走したんですけど、あの「設定とかよく分かんないんだけど、むき出しの人間ドラマの力で強引に引っ張られる感」に凄い憧れたというか。「あ、それで良いんだ」ってようやく気付いたというか。

(まあ、気付いたとこで自分にそれが上手くできるかはおいとくとして)


あと、それとほぼ同じタイミングで、とあるストーリー仕立ての音楽PVを見た時も同じような事を思ったんですね。

音楽PVだから当然セリフとか何の説明も無いんですけど、誰が何をやってる物語なのかはなんとなく分かる。それで良いんだな、って。


……話が横に逸れたんで自己評価の件に戻しますが、まあトータル82点ぐらいかなー、と。

改めて振り返ると、他にもまだまだ愚痴や言い訳めいた言葉ばかりが脳裏をよぎりますが、まあそれでも「それなりのものには仕上がったんじゃない?」という満足感は確かにあるんですよね。

けっしてこれを駄作だと言うつもりはない。むしろよくやったと自分では思う。

その上で、「まだもう10点ぐらいは余裕で射程圏だろ、ちゃんとしろ」感もあるというか。

そんなこんなで82点。手前味噌過ぎますかね? 皆さん的にはどうでしょう?


■これからのこと


で、そんな反省点なんかを踏まえての次回作について。

正直、現状ではほぼほぼ白紙の状態です。


色々考えてはいるんですけどね。

どうにもバラバラのパーツとしてのネタは浮かぶんですけど、それらを一つの作品としてまとめるための背骨となるようなテーマ的なのが一向に出てこないというか。


あとはもう単純にこのところずっと「アゼル」につきっきりで疲れた、というのもあるというか。

まあ、ゲームとかは普通に遊んでましたが、創作活動に関しては2022年はほぼほぼアゼルオンリーと言って良い状況でした(その前年も他の二次創作絵描いたりしつつとはいえ、ほぼ丸一年かけてこれのプロット組んでた)。

ぶっちゃけ飽きてます。今めっちゃガンダム描きたい。


ついでに言えば、そもそも小説書き始めたのって、「一次創作イラストを拡充するための土台として物語が必要」だと思ったからなのに、結局オルヴァニスもグラディエントも、肝心のイラスト全然描いてねーじゃねーか、っていう。

加えて、「でもその目的なら十万字、二十万字とか費やさなくてもフレーバーテキスト程度で充分じゃないの?」ってのに今更気が付いてしまった、というのもあったり。

まあ小説書くのも楽しいは楽しいんですけどね。何万字も費やすからこその達成感や愛着というものも確かにあるし。ただ、イラストなんかは動画観たりしながらでもダラダラ描けるんですけど、小説の場合は外部のノイズは完全にシャットアウトしてそれだけに集中する必要があるので、それが結構しんどかったりも。


いずれにせよ、そんなこんなで次回作については白紙。

いずれ充電完了したらまた何かしら始めるとは思いますが、当面はイラストメインに戻るかなー、と。

ガンダムやら特撮ヒーローやらの二次創作イラスト描きつつ、アルタモーダやミッション・エンジンやネフィリムのデザインや絵描いたりしつつ。

そんな感じです。blenderも久しぶりに触りたい。


■〆


……と、まだまだ色々と言い訳したいことは山盛りの盛りだくさんですが、キリが無いのでこの辺でお開きにします。


改めてお付き合いいただいた方々には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

またいずれお会いした時にはよろしくお願いいたします。


ではまた。お疲れさまでした。


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