茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022

365 総決算

　こんにちは。

　とうとう365と書く日がやってきてしまったのか。

　長かったようで短かった。本当に歳を経るごとに一年が早すぎる。

　一昨年、何気なく始めたこのエッセイもどき。でも始めたのが年初めでは無かったからと、今年は一年まるまる続ける事をやってみたくて元旦から引き続き書いて。それを昨日のように思うのだけど。桜の季節もうだる暑さの夏も、寒い秋もクリスマスも通り過ぎて、本当に一年がだったのだなぁと。

　世界中が新年が始まると区切りを、それぞれの風習や思いで祝っているこの夜に、北朝鮮はまたミサイルを発射した様だ。何なんだろうなぁ、あの国は。それが本当の意味で、自国にとってプラスに働くと思っているんだろうか。

　クリスマスから新年を迎えるこの間も戦争をしている国もあるし、女性が勉強や社会進出が出来ない様に社会の仕組みを変えている国もある。ゼロコロナ政策から180度てのひら返しで、軽症や無症状なら働けと言ってクラスタを発生させやすくしている国もある。一体世界はどうなっているんだろう。狂っている。みんな、自分言い分や都合ばかり優先している。

　コロナは続き、物価は上がって、雇用の問題も仕組みの悪さや会社を動かしている人たちの無能さが浮き彫りになって来て、政治家もいい加減な言動ばかりが悪目立ち。なんだかチンピラまがいの理論をぶちまける理不尽な「何か」に苦しめられる一年だった気がします。

　タモリさんが「新しい戦前」発言をされたけれど、そうならないように祈るばかり。戦争は望まなくても相手が望めば始まってしまう。そこが恐ろしい。

　未来に輝かしい光はなかなか見えないのだけれど、それでも新年はやってきてしまう。どんなに大掃除もそんなにしなくて、大晦日まで仕事で元旦からまた仕事だったとしても、日常と何も変わらない延長でしかなかったとしても、新年はやってきてしまうのだから仕方がない。

　だったら今年が悪い年だった人はリセットした気持ちで、今年が良い年だった人は次のステージに登るつもりで迎えるべきなんだろう。気持ちだけでも。

　今年一年、ここを読んでくださった皆さん。ありがとうございました。来年もどこまで続けられるかわかりませんが、もし時間の隙間にお付き合いして頂けるようでしたら、嬉しいです。

　新しく2023年バージョンを立ち上げるので、そちらを覗いてください。よろしくお願いいたします。

　世界中に人にとって、明日からの毎日が平和で楽しい日々になりますように。