この本の中身は「真っ黒」と書かれている。インクか?書いた人間の重い感情の色か?書いた人間と読んだ人間の泪で滲んだ「綺麗な黒」なんでしょうか・・・
この物語は、とある『本』の主観で綴られています……。 その『本』は、作者の想いの全てが注ぎ込まれ、そして、作者の最後の命の火をもって、この世界に産みだされました。 しかし、同時に世にでた同志…続きを読む
【死期を悟った男が書いた本】ありふれた──だけど、かけがえのない、そんな想いを感じました。読み終えて、(物語内における)作者に想いを馳せて、悲しい気持ちにはなるけれど、良かったと思わせてくれる。…続きを読む
途中までは「これからどうなるんだろう」と少し切なくなりましたが、最後まで読んで「このお話を読めて本当に良かった」と思いました。文章もとても読みやすくサクサク読めました。
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