応援コメント

第37話 ブハーラー戦11:本丸戦3:亡霊2」への応援コメント


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    「できうるならば、その者を生きて捕らえて来い」
    こうチンギスに言われて阿海はきっとこう答えたのだと思います。
    「あ、ハイ」

    王の王、カンのカンを唱えた人でしたっけ。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     きっと、そう答えたと想います。
     キタイというのは、モンゴルにとって先行者で多くを学んだに違いありません。他方で、警戒心も強い。チンギスにとって、ボオルチュやムカリの如くには、心を許して接することができない。また、阿海にとっても、同じくです。そこら辺を感じ取っていただければと想います。
     
     そうですね。グル・カンの意味について、チンギスに説いた人物です。
     もともと、『グル・カン』の語についてはラシードの『集史』に説明があり、モンゴル学ではこれに基づいて説明しています。ただ近年、キタイ文字の解読により、グルを国と読めるという見解が示されてます。実は、あの話は、そこら辺を背景にした話でして、まあ、そこら辺を知らなければ、あまりパッとしない話かもしれません。いずれにしろ、あの話は、このブハーラー戦の前振りとして、捉えていただければと想います。

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