応援コメント

第34話 ブハーラー戦8:声8:何の特徴もなき男と長老の場合」への応援コメント

  • 拝読いたしました。
    モンゴルの隊商を陥れた者達も、遂には心を壊してしまいましたね。
    ありもしない神意を読もうとしたり、できもしない独善的英雄行動を取ろうとしたり。
    そして現実感を失い、男性の象徴を奪い、奪われる者達。
    人の命に関わる心の負担の厳しさ、でしょうか。
    印象深いシーンが続きました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ここはまさに因果応報というところで描いてます。前話同様、読み取っていただいているのには感謝しかないです。

  • これにてブハーラーの商人との因縁は決着ですかね。
    決して陰棒、じゃなかった陰謀が明るみになったわけではないですが、因果応報な末路を迎えました。
    史実にある戦乱なのでフレーバー的な者でしょうが、1つの節目かなという気がします。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     実は、サマルカンド戦後にまだ少しあります。
     お楽しみに。


  • 編集済

    今にも落ちてきそうな蒼穹の下で、という言葉が似合いそうなブハーラー。
    いや、実際にはモンゴルに落とされてますけど。
    大いなる悲劇の下で惨劇は行われ、そして……という感じですね。
    合戦に光と陰があるならば、その陰といったところでしょうか。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     そうですね。陰ですね。
     そもそもブハーラーの商人については、ほとんど筆者の創作でして、ブハーラー戦の声編で第1部の回収となります。イスラームが背景にある世界で、因果応報を描こうと試みました。ただ、長い話にこういうのを挟むと、ここの部分がどう受け取られたのか、作者としては分かりにくいですね。読者としても、戦記を読みに来て、因果応報の話を読まされてもと想う方もいらっしゃるでしょうし。ただ、構成の勉強にはなりますね。

     それはさておき、声編を読んで、遠いブハーラーの空に想いを馳せていただけたのなら、作者冥利につきるというものです。

     ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次話より「本丸戦編」が始まります。お楽しみいただければと想います。