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2022年3月30日 16:43
因果応報で同情の余地もない訳ですが、モンゴル側に真相は伝わるのかなと思います。あと、誤字なのか分かりませんが「大踊りを吹き抜ける寒風」(大通り?)という表記がありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。 アクリル板W@雨々霧様におかれましては、どうやら、ますます本作の深みにはまっていただけたようです。 本作の特徴として、「モンゴル対ホラズムの戦記」と「ブハーラーの商人とアリーたち隊商を巡る話」が折り重なってつづられて行きます。本作の場合、前者はいわば世俗の論理で動き――チンギスといえど、天意の代理という訳ではないのです。あくまで自身の利益、またモンゴルの国益のために過ぎません――後者はより大きな、天意なり因果応報なりの物語です。例えば、必殺シリーズなどは、仕掛け人たちが天意を代弁する形で動く訳ですし、その分、読者のカタルシスも大きいのかもしれませんが。本作はその分複雑で分かりにくい構成となっていますが、そこでうまく陰影が出ればいいなと想っており、ある意味チャレンジです。この長さの小説でそれをやるべきかといのは、正直、想わなくもないですが。他面、守りに入らなければならないほど、失うものがある訳では無い。というか、全く無い。 いずれにしろ、深みにはまっていただくのは大歓迎です。せっかく読んでいただくなら、これまで読んだことがないものをとの、わずかばかりの野心を抱く鯨でした。 誤字報告ありがとうございます。これ、面白いから残しておこうかと想わなくもないですが、修正しておきます。
因果応報で同情の余地もない訳ですが、モンゴル側に真相は伝わるのかなと思います。
あと、誤字なのか分かりませんが「大踊りを吹き抜ける寒風」(大通り?)という表記がありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アクリル板W@雨々霧様におかれましては、どうやら、ますます本作の深みにはまっていただけたようです。
本作の特徴として、「モンゴル対ホラズムの戦記」と「ブハーラーの商人とアリーたち隊商を巡る話」が折り重なってつづられて行きます。本作の場合、前者はいわば世俗の論理で動き――チンギスといえど、天意の代理という訳ではないのです。あくまで自身の利益、またモンゴルの国益のために過ぎません――後者はより大きな、天意なり因果応報なりの物語です。例えば、必殺シリーズなどは、仕掛け人たちが天意を代弁する形で動く訳ですし、その分、読者のカタルシスも大きいのかもしれませんが。本作はその分複雑で分かりにくい構成となっていますが、そこでうまく陰影が出ればいいなと想っており、ある意味チャレンジです。この長さの小説でそれをやるべきかといのは、正直、想わなくもないですが。他面、守りに入らなければならないほど、失うものがある訳では無い。というか、全く無い。
いずれにしろ、深みにはまっていただくのは大歓迎です。せっかく読んでいただくなら、これまで読んだことがないものをとの、わずかばかりの野心を抱く鯨でした。
誤字報告ありがとうございます。これ、面白いから残しておこうかと想わなくもないですが、修正しておきます。