理性と感情。

その、つもりだったから。

だから、『ばぃばぃ』ってゆったのに。


その延長線上に、『好き』って感情が待機してて。


理性は、その瞬間、崩れてった。

脆くも。


醜い自分、さらけ出したのに。

嫌われなきゃいけないから。

全部、曝け出したのに。


彼は、こんなあたしでかまわないと云った。


彼の中の『あたし』の位置付けがわからないから。

あたしは、当分、この状況に振り回されそう・・・


かと言って。

それを訊く勇気も、ない。

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