厄災(人外娘)と厄災の申し子(人間)

なんかよくわからんが、人間に対しては厄災の申し子と呼ばれているらしい、なぜだと聞いたら「人間を傷つけたら彼奴等が血眼で飛んできて消されるからな。」

うへぇ、俺大変なところに来てしまったみたいらしい...

しかし、俺はある質問をしたかった。

「ところで何でファンタジーなのによくいるモンスターがいないのか?」

「...それはな、全員厄災人外娘に消されたからだよ。」

...どっかの屈辱系漫画か?それともこの世界がそういうジャンルかもしれないし...

そういえば説明書に美人と書いてあったな。一度あってみたい...

「だめだ。」

「なんで心の声がわかるの!?」

「そっとしといてくれ、それよりもそいつらは半径100キロに自分に極限に似合う人間を探しだしたら、そいつにまっしぐらさ、なんで100キロなのかというと、そうじゃないと人間が襲われまくるからな。」

まじか...もしかしたら俺が思っているよりも強敵かもしれん。

しっかしどうしてこんな事になったのだろうか...俺には全く心覚えが....ありました、しかもたくさん。

「(...あの野郎、素直に言いやがれくそやろう。)」

「ん?どうしたか?」

「いや、何でもないただの独り言だ。」

「独り言なら口に出さんでほしい。」

「うるせぇ」

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