童話のように温かみのある物語

メルヘンチックで、とても可愛らしい物語でした。絵本や童話のような温かみもある中、一歩間違えば危険な展開になっていたかもしれないとヒヤヒヤする感じもありました。

物語は主人公・フランチェスカが知らない森にいるところから始まります。そこで出会った妖精・ナターシャと交流を深めながら、元の世界へ戻る方法を探すという展開です。

妖精が暮らす街への憧れや好奇心とともに、人間であるフランチェスカの不安な気持ちもしっかり描かれています。鍵となる「月雫の砂時計」の描写もとても美しく素敵でした。

あなたもぜひこの不思議な世界を体験してみてください。