第59話 キャラ解説
伊達政宗(だてまさむね)
1567年生まれ 1636年没
真田幸村と並んでゲームで大人気の奥州の覇者。
大名なのに料理好きで料理を色々考案したことが最近は有名。
兜の三日月が右側が短いのは右手で刀を持って振り上げた時にぶつからないよう。
ゲームの初代戦国無双や漫画の戦国アーマーズでは少年キャラ、チビキャラとして描かれたが遺骨を調べたところ159・4センチで当時の平均身長が155センチならむしろ長身。
真田幸村と同じ年に生まれたけど少年キャラで描かれる人。
ゲームだと黒い鎧を着ることが多いけど史実でも実際に黒い甲冑を着ていた。
奥州の信長とも言うべき人で、敵対勢力は降伏しても皆殺しにしたり苛烈な戦い方で一代の奥州の覇者にまでなった風雲児。
そして珍しい物好きで外国製品大好き。
スペインの力を借りて徳川幕府を倒そうとしていたという話も。ワールドワイドで物事を考えられるのは凄い。
ちなみに政宗は隻眼で眼帯のイメージが強いけど、刀の鍔の眼帯をしているのは後世の創作。
また、本人が生きている時の史料には、柾滑は右目を恥じていた、としか書いておらず、天然痘で失ったとか、それで眼帯をしていたとかの記述はない。
そのため、最近では別に眼帯はしていなかった説や、オッドアイで右目だけ色が違っただけ説などもある。
余談だが同じく隻眼の柳生十兵衛は完全なフィクション。
史料で剣術の稽古の最中、謝って相手の木刀が片目に当たった、とあり、これをのちの小説家が隻眼になったと創作した。
これがウケたので他の小説家もこぞって真似しただけ。
眼帯をしたのは昭和の映画の創作らしいです。
英霊バトルロワイアル(旧・古今無双決定戦) 鏡銀鉢 @kagamiginpachi
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