2024年3月15日 10:28
執心のおもかげへの応援コメント
読み応えも余韻もたっぷりで素晴らしい御話でした。 悲劇であるはずなのに何故か行間に滑稽味があり、そこに救い、そして三者の人柄が出ているように思います。 夕霧丸は松之助様と一つになりたいが為、もしやありもしない仙術を……という疑いも一瞬抱きましたが、違いましたね、松之助様を好き過ぎて、つい、使い切ってしまい、という何とも若者らしい失敗。 夕霧丸のもとへきっと松之助様もやって来るでしょう、間違いありません。 松之助が愛すべきは本来、夕霧丸だったと、あの世で知ることでしょう。 脱線ですが大木兼能(かねよし)という武将が居まして、伊勢の国、大木城主の家に生まれ、信長に敗北した後、信長の親衛隊長出身である佐々成政の配下となって、やがて本能寺の変後、加藤清正に仕え、文武で清正をよく支えた人物なのですが、清正が他界した翌日、殉死しているのです。 清正より十才年長の兼能でもあり、二人が衆道関係であったとは120%ありえないと想像しますが、清正への深い感謝があっての殉死だと思うと、命、名、というものに対する感覚の今との違いに、あらためて驚かされます。 薩摩の武家の男子教育、郷中を舞台に西郷隆盛が絡むような御話、オボロツキーヨさんの筆で拝読したいです(*´ω`)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。お楽しみいただけたようで、とても嬉しいです。国立能楽堂で「砧」を鑑賞した記念に書いてみました。当時の武士の衆道に憧れつつも、恋と死が常に背中合わせという厳しさがあるので、現代人の女子(おなご)としましては怖さも感じます。加藤清正について詳しくないのですが、武骨なイメージ。大木兼能→ググってみます。清正公を慕っていて、殉死した武士も多かったことでしょうね。殉死はわりと最近(昭和)まであったようですね。色んな形の愛があって、あの世まで追いかけたい相手がいるというのはある意味、幸せなのかもしれません。薩摩の武家の男子教育、郷中西郷さんが絡むようなお話といえば、やはり濃厚な歴史BL?それは是非、ボスコベルさんにお願いしたいです。
2024年3月13日 08:01
月の色風への応援コメント
予想もしないことでした! 何と何と。砧を打つ、その正体は……。 凄いです!
2024年3月12日 10:49
砧と仙術への応援コメント
ひたすら美しい描写が続き、うっとり浸っていたら、何ともまた、滑稽味のある。 いいですね、いいですね! そして二人の言葉遣いがまた素敵です。
いやいや、おはずかしい。
2024年3月12日 10:42
松之助と夕霧丸 への応援コメント
お久しぶりです。 こちらの方で色々な作品を発表されているのですね。 今まで拝読させていただいた作品同様、美しさ、儚さ、哀れ、そして情念が描かれた世界、堪能させていただきます。 淡々と紡がれた言葉の奥の深さにただ感嘆致します。
わ~お久しぶりです。コメントをありがとうございます。過分にお褒めいただき、嬉しいです。ホントご無沙汰しております。最近全く小説を書いていなくて(--;ノベルデイズのほうで、ボスコベルさんの長編小説を第二部の途中まで拝読いたしました。見事な水仙の花を見かけると、いつも仙千代を思い出します。
2022年2月5日 23:11
こんばんは。「能」「ホラー」のタグに引かれて訪れました。歴史や古典の世界にうといので、物語を読みながら勉強できればと考えながら読み始めると、情景の美しさにあっという間に引きこまれました。激しく恋する者たちの物語。時代が違っていても心を揺さぶられました。素敵な物語をありがとうございました。
こんにちはこちらこそ、レビュー&ハートに温かいコメントまでいただきまして、本当にありがとうございます。病死した主君(や恋人)を後追いする殉死は、当時は多かったと想像します。物語の世界に浸っていただけて、嬉しいです。
2022年1月22日 05:46
ドッペルゲンガー!どんどん狂いが進んで行くのが切ないですね。ところで支える→仕える己自信→己自身
お読みいただき、星とハートとレビュー、コメントをありがとうございました。誤字脱字も指摘していただき感謝です☆そうなのです!ドッペンゲルガーあぶない松之助です。
2022年1月22日 05:34
松之助様は砧で、わたしは木槌面白い(*^^*)耳の中の三半規管に槌・砧・鐙骨というのがありますが、なんだか耳のなかがむず痒くなってしまいました~(´∀`~)ところで松忠様って?
コメントをありがとうございます。耳の中にまでに砧と槌があったとは、びっくりです。江戸四十八手に「砧」というアクロバチックで危険な体位があるようなので、この小説の設定は室町時代ですが、二人をそれに挑ませてみました☆ぼかしの入った?描写です(^^;松忠様・・・しまった~訂正しました(滝汗)
2022年1月21日 06:29
砧で表現されることで、恋情慕情の濃やかさがせつせつと響いてきますね。この思いの行方が気になります。
レビューとハートとコメントまでいただき、ありがとうございました。嬉しいです~☆現代はメールや電話がありますが、返信が来なければ同じで、いつの時代も待たされる者はつらいですよね。昔の砧の音には、恋心や憎しみなど、様々な思いがこもっていたと想像します。
執心のおもかげへの応援コメント
読み応えも余韻もたっぷりで素晴らしい御話でした。
悲劇であるはずなのに何故か行間に滑稽味があり、
そこに救い、そして三者の人柄が出ているように思います。
夕霧丸は松之助様と一つになりたいが為、
もしやありもしない仙術を……という疑いも一瞬抱きましたが、
違いましたね、松之助様を好き過ぎて、つい、使い切ってしまい、
という何とも若者らしい失敗。
夕霧丸のもとへきっと松之助様もやって来るでしょう、
間違いありません。
松之助が愛すべきは本来、夕霧丸だったと、
あの世で知ることでしょう。
脱線ですが大木兼能(かねよし)という武将が居まして、
伊勢の国、大木城主の家に生まれ、
信長に敗北した後、信長の親衛隊長出身である佐々成政の配下となって、
やがて本能寺の変後、加藤清正に仕え、
文武で清正をよく支えた人物なのですが、
清正が他界した翌日、殉死しているのです。
清正より十才年長の兼能でもあり、
二人が衆道関係であったとは120%ありえないと想像しますが、
清正への深い感謝があっての殉死だと思うと、
命、名、というものに対する感覚の今との違いに、
あらためて驚かされます。
薩摩の武家の男子教育、郷中を舞台に西郷隆盛が絡むような御話、
オボロツキーヨさんの筆で拝読したいです(*´ω`)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。
お楽しみいただけたようで、とても嬉しいです。
国立能楽堂で「砧」を鑑賞した記念に書いてみました。
当時の武士の衆道に憧れつつも、恋と死が常に背中合わせという厳しさがあるので、
現代人の女子(おなご)としましては怖さも感じます。
加藤清正について詳しくないのですが、武骨なイメージ。
大木兼能→ググってみます。
清正公を慕っていて、殉死した武士も多かったことでしょうね。
殉死はわりと最近(昭和)まであったようですね。
色んな形の愛があって、あの世まで追いかけたい相手がいるというのはある意味、
幸せなのかもしれません。
薩摩の武家の男子教育、郷中西郷さんが絡むようなお話といえば、
やはり濃厚な歴史BL?
それは是非、ボスコベルさんにお願いしたいです。