リフレイン
うお子
第1話
壊れたテープが鳴っている
うろ覚えの歌詞をあわせながら
慎重になって
繰り返し再生する
追いかけてくる僕と
視線が重なってくる
とぎれとぎれのフレーズが
凸凹につながって
大きく大きくなっていく
僕は、おもわず耳を塞いだ
そうだ
言わなきゃいけない
毎晩、壊れたビデオをみてた
砂嵐の中の僕に
サヨナラ
アリガトウ
リフレイン うお子 @bow8knot
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます