あとがき

「きつねつき」をお読みいただき、ありがとうございました。

この作品は2009年に書きました。


今、読み直して見ると成長があるのか、無いのかよくわからないって感じです。



見え方によって、世界は違うんだ、と。当時、ホームページの後書きで書いていましたね。そういう世界が好きです。決して、みんな同じように見えているワケじゃないんだ、と。


文体、固いですね。でも、当時のまま(一部修正)で今回掲載しています。

そう言えば、と思う。この当時、小野不由美先生の「十二国記」や恩田陸先生にどっぷりハマっていた時期だっった気がします。




おまけ。設定厨で本当に申し訳ありません。


木下航平……【きつねつき】に寵愛された少年。都会育ちで転校してきた。周囲に馴染めず悩む。妖や付喪神、八百万の神の声を聞くことができる。


狐月コゲツ…綺船の天狐。代々、綺船に仕えてきたが、その感覚がない。武士の少年の名を聞くことなく、彼は死別して、今日まで後悔してきた。航平と出会い、自分が生きる意味を見つけていく。意外にヤキモチやき。


綺船慎哉…綺船神社の宮司。陰陽道に精通し、妖に関わる事件を解決してきた。今後は航平に押し付けることができるとホクホクしている。


綺船…湖に眠る水竜。水神の神として祀れている。綺船神社の由来。巫女に扮し、航平に絡むのはまた別の物語。


大樹・舟橋…この土地を、妖達を守る霊樹である。本来、妖達の領域には、舟橋の結界から入ることはできない。航平が妖や霊なる者もの声を聞くことができたかあそ、道は開いた。良き魂を浄土へ運ぶ役目をもつ。


綺船美鈴…本編には一切登場しないが、慎哉の妹で航平の同級生。霊感はゼロだが、妖や霊に好まれやすい。狐月曰く、トラブルメーカー。




その他ありますが、以上です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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きつねつき 尾岡れき@猫部 @okazakireo

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