♡ハッスルマッスル♡

x頭金x

第1話

 ハッスルして部屋を片付けてあらかたのものを捨てた。半分ぐらいに減ったのではないだろうか。捨ててみて後悔したものは1つもない。ただの1つも。


 今までどれほど無駄なものに囲まれて生きていたのかが如実にわかる。それがストレスの温床であったこともわかる。気分が良いのだ以前より。明らかに。


 無駄なものが多いとストレスが溜まるのだ。圧迫感。ただでさえいろいろと圧迫されて生きているのに家にいる時ぐらい開放感に包まれて生きるべきだ。


 壁が広く感じる。ビルに囲まれた都心から少し離れた三鷹に来たみたいな感覚。高尾までは行き過ぎだ。でもそれも人それぞれ。高尾が都会だと感じる人もいるだろう。


 そんな人と今日高尾山に登る。そして頂上から捨てるのだ。そんな今日の朝に僕は豆乳にプロテインを入れて飲んだ。力漲る朝の門出をマッスルマッスル。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

♡ハッスルマッスル♡ x頭金x @xzukinx

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ