畏れと信仰、触れるべきではない存在としての神を調査する恐怖

畏れるべき、人の尺度では測れない神とそれを調査して被害をなるべく抑える主人公側の奔走。神秘的だが神故の行動原理で事件を解決したり曖昧に終わらせていくところがとても私好みでした。
個人的にですが、こういった怪異ものの物語を読むときに求めていた理想がこの「領怪神犯」といっても過言ではないくらいに嗜好に当てはまっていました。
コミックスの1巻からこの小説を知りましたが、こういった連載形式ならではの話数の区切り方や物語構成が内容とも合っていて面白くすらすらと最新話まで読み切ってしまいました。
読み進めるたびに物語の世界により深く触れられるような感覚を持ちました。

とても素晴らしい物語をありがとうございます。

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領怪神犯

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