神様を近く感じる世界

密度の濃いお話に、最初から釘付けになりました。
いっき読みしたいと思いつつも、一つひとつのお話が、深くて濃いので、毎日、ひとつずつお話を読んでいきました。

お話に出てくる神様は、どれも異質といっていいものばかり。
恐ろしく強く奇妙な神々は、どれもこれも手に負えません。
なかには善い神様もいるので、人を思うやさしさを感じてほっこりすることもありました。

一部、二部と読み進め、最初に出された謎がクリアになりますが、また新たな謎と課題が現れ、次の三部へとつながっていくようです。

短編を読むことで、より本編を理解できます。特に登場人物の細かな感情や動きがわかり私はうれしかったです。