【短編】ジャック・アンド・ジャック

Edy

ふたりのジャック

 ジャックはジャックに包丁を突きつけ、ジャックはジャックに手おのを突きつける。


 すまない。わけがわからないだろう。少しだけ説明させてほしい。今話している二人はどちらもジャックという。たったそれだけのシンプルな話だ。では続きを話そう。不思議な存在である彼らの話を。


「ジャック! ボクは疲れたよ!」

「黙って手を動かせ。バーベキューをやりたいと言ったのはオマエだ」


 ぽこぽこと細かい雲が浮かぶ10月の最終日。やたら広いナントカ御苑ぎょえんの池。そのほとりにある芝生の広場で二人のジャックはバーベキューをするつもりでいた。火気厳禁の立て札を無視して。


 カボチャ頭のジャックはボロボロの黒マントをはためかせながら包丁を放り出す。鋭い刃物が西日を反射しながらくるくる回ってキャンプテーブルのまな板に突き立ち、乱雑に切られたニンジンやピーマンが跳ねた。


「ジャック! 玉ねぎ切るの代わってくれない? 目が痛くなるのは嫌だよ」

「オマエの目は穴が開いているだけだけだから痛くならない。さっさと続けろ」

「ちぇー」


 ジャックのカボチャの中はチロチロと燃える火があるだけで空っぽだ。つまり中の人なんていない。彼は正真正銘、本物のジャック・オー・ランタンだった。


 もうひとりのジャックは手斧に薪を食い込ませると軽く振り下ろす。まるでバターを切る様に薪は真っ二つになった。


 こちらのジャックはカボチャを被っていないし黒マントでもない。肌寒い時間になったというのにジーパンとタンクトップだけの大男。腕も足も太く、手斧を振り上げるたびに背中の筋肉がふくらむ。


 還暦を過ぎた西洋人の顔は下半分が三つ編みにされたひげで覆われ、長い髪はひっつめられていた。そのどちらも雪のように白い。


 ジャックは黙々と薪を割る。カーンと高い音が響くが公園にいる人々は気にもとめていなかった。そもそも公園内で大男とカボチャ頭がバーベキューをやろうとしている異様な光景に目を向ける人は誰もいない。


 お母さん、あれ何? しっ、見ちゃ駄目。そんなやりとりがあっても良さそうだが、それすらなかった。


 老人のジャックは薪を集めてアルミのき火台に放り込む。


「ジャック。火をくれ」

「えー。それぐらい自分でやってよ」

「ワシは火が苦手だ」

「しょうがないなあ」


 カボチャのジャックは文句を言いながらも焚き火台に笑顔を寄せた。わかっているとは思うが彼の笑顔は笑って見えるように穴が開けられているだけだ。


 ジャックは深く息を吸い込む。まるでバースデーケーキの前に立つ子供のように。そして目の穴から炎が噴き出すと、あっという間に薪に火が移る。


 どんなもんだとジャックは胸を張り、もうひとりのジャックはガリガリと白い頭をかいた。


「目から火が出るのになぜ息を吸い込む必要がある?」

「どうでもいいだろ。それより準備ができたんだ。さっさとはじめよう」


 カボチャ頭が嬉々ききとして網を乗せようとした時、水がピューと放物線を描いて飛んできた。それは焚き火台に吸い込まれて水蒸気に変わる。


「火を使っちゃだめなんだぞ!」


 荒々しい言葉だが声は若く、半袖半ズボンの少年が水鉄砲を構えていた。坊主頭に野球帽を乗せ、挑戦的な目を二人に向けている。しかしカボチャ頭は気にもとめないどころか楽しんでいるようだった。


「かわいい来客だね。なんのようだい?」

「トリック・オア・トリート! いたずらされたくなかったらお菓子をだせ!」

「それはボクのセリフなんだけどなー。それと、いたずらする前に言おうよ。せっかくの決めセリフが台無しだ」

「うるさい!」


 仮装もしていない少年はカボチャ頭に向けて水鉄砲を構える。


 強盗やハイジャックで銃を突きつけるのはカボチャの役割で、子供は手を上げる側なのがスタンダードだが、この場合は逆だった。


 カボチャ頭は両手を上げる。その腕は細くて包帯でぐるぐる巻きにされてた。


「ボクはイタズラするのもされるのも大好きだから歓迎したいんだけどね。そっちのジャックは違うんじゃないかな? あ、やっぱり怒ってる」


 老人のジャックは手斧を持ったまま踏み出した。風になびいた白髪がざわざわうねる。タンクトップの上にマントを羽織っていればヴァイキングか北欧神話の巨人だ。


 友好的とはいえない形相に、少年は顔をひきつらせながら後ずさる。


「こっち来んなよ!」


 少年は指に力を込めるが、水鉄砲の引き金は動かない。それもそのはず、空と同じ色をしたおもちゃの拳銃は霜がびっしりと張り付き、中の水は凍っていた。


 ジャックは手斧を振りかざしながら追いかけ、なぞの掛け声を発する。


「ヒー! ホー!」


 少年は役立たずの武器を放り投げて逃げ回った。


「誰か! 助けて!」


 どう見ても警察を呼ばれそうな事案なのに、公園をのんびり楽しむ人々は見向きもしない。


 なぜか同じ場所をぐるぐる回って逃げる姿を見てカボチャのジャックは芝生の上で笑い転げた。


「あーはっはっは! 無駄だよ。ボクらの姿は誰にも見えていない。ボクらの領域に入ってきたキミもだ。だから助けは来ない。残念でしたー! はっはっー!」

「わけわからない事言ってんじゃねー! うっわ!」


 ジャックは大きな手で少年を捕まえると丸太のように肩に担ぐ。どんなに暴れても大男はびくともしないどころか、ギラリと光る手斧を少年の柔らかそうな首に当てた。


「オマエはワシらの楽しみに水を差した。ゆえに償わなければならない。方法は二つ。労働か命か、だ」


 凄む老人にカボチャ頭は唇をとがらせる。いや、彼に唇はない。あったらそうしてただろうという意味だ。


「そこは『いたずらか、お菓子か』って言ってよ。せっかくのハロウィンなんだからさ! あと、水を差したってうまいこと言ったつもり?」


 カボチャ頭の言葉をことごとく無視して老人は少年をにらみ続ける。


「選ぶなら早くしろ。ワシの気は長くない」

「……わかったよ。働けばいいんだろ」

「よし」


 老人は少年を放り投げた。カボチャ頭に向けて。ジャックは細い腕で少年を受け止め、青筋を立てて怒った。いや、彼に青筋は……まあいい。


「危ないじゃないか! ボクの頭が割れたらどうするんだよ!」

「新しい頭に交換するだけだろう。それよりも食い物の準備をソイツにやらせろ。オマエに任せていたらいつまで経っても始められん」

「名案だね。肉はいいけど野菜はどうしていいかわからなかったんだ」


 カボチャのジャックは少年の肩を押してキャンプテーブルの前に立たせた。まな板に突き立ったままの包丁といびつな形のニンジンを見て顔をしかめた。


「うわ。皮ぐらいむけよな」

「ニンジンの皮ってなにさ?」

「そこからかよ!」


 カボチャ頭はニンジンの欠片を包帯だらけの指で持ち、少し観察したあとで笑いっぱなしの口に放り込む。


「いやあ、人間の食事なんて普段しないからさ。ちょっとやって見せてよ」

「なんで俺が!」


 少年は反発するが、老人の大きな手が肩に置かれて動きを止めた。いくら気が強くても物理的な強さには逆らえない。


「やれ」

「……わかったよ」


 包丁を持つと慣れた手つきでニンジンの皮をむき始めた。手際の良さにカボチャ頭が感心したように手をたたく。


「うまいもんだね。今時の子供はみんなできるのかい?」

「子供っていうな! もう小5だぞ。俺ができるのは、料理人の父ちゃんに教えてもらったからだよ」


 カボチャのジャックは腕を組んで少年の顔をのぞき込む。


「ねえ。親がいるってどんな気分だい?」


 カボチャの穴の奥には人の顔はない。ゆらゆらと揺れる火があるだけだ。ジャックが本物だと知り、少年はぞくりと体を震わせた。おどけるピエロのようなジャックの心も空っぽに感じたからだ。


 それでも少年は強がる。


「……知るもんか! じゃまだからあっちに行って肉でも焼いてろよ!」


 串肉が積まれたバットを押し付けて追い払ったのは強がっているからだろう。


 熱くなった網に肉を並べて騒ぐカボチャ頭のジャックと冷ややかな目をしている老人のジャックから目を逸らした少年は黙々と包丁を操った。


「こんなもんか」


 彼の前に並ぶのはきれいに切りそろえられた野菜。ニンジンもピーマンもいい色で、串にされた玉ねぎの輪切りはみずみずしい。カボチャも欲しいところだが、ここにないのはジャックのせいだろう。デリカシーの欠片もないやつだが共食いは嫌らしい。


 少年は自分の仕事ぶりを見て満足気にうなずく。


 父ちゃんは上手にできたとほめてくれるだろうか? 今はいない父を思い浮かべて、ぼんやりしていると老人が隣に立っていた。油の滴る串肉にかぶりつき、少年にも串肉を押し付ける。


「食え」

「いいのかよ」


 老人は焼かれるのを待つばかりになっている野菜を見ると、太い腕でキャンプテーブルを持ち上げ、焚き火台に寄せる。


「オマエは想定以上の仕事をした。その対価だと思え」


 カボチャ頭も開きっぱなしの口に肉を放り込みながら少年に首を向ける。


「キミのおかげでボクは楽できたんだ。気にせずに食べたらいいよ。焼くのはジャックがやってくれるからさ」

「じゃあ、食う。それより、その頭の中はどうなってるんだ?」

「なんなら手を突っ込んでみるかい?ほらほら、遠慮しなくていいよ」

「やめろよ! こっちくんな!」


 少年はカボチャ頭に追いかけ回されながらも串肉にかぶりつく。塩コショウを振っただけのシンプルな味付けだったが、とてもうまいと感じていた。


 少しだけ少年の話をしよう。大丈夫だ。すぐ終わる。


 彼の父は料理人で、少年は料理を教わるのが好きだった。しかし一年ほど前に父は野球帽だけを残して姿を消した。なぜいなくなったのか? なぜ野球帽を残したのか? 理由は誰も知らない。父親が失踪するなんてよくある話だが、残された家族にとってはたまったもんじゃない。母親は悲しみを怒りに変え、少年が料理をするのを嫌がった。たったそれだけのつまらない話。


 あっという間に少年が持つ串から肉がなくなり、次々と串に手をのばした。


 カボチャのジャックも口に放り込む。


「この肉はボクが切って串に刺したんだ。うまくできてるだろ?」

「うん」


 老人のジャックも缶ビールを片手に串へ手をのばす。


「うまいか?」

「うん」


 父親がいなくなってから母親が働くようになり、ほとんど家に帰ってこなくなった。食事はいつもひとりきり。人間ですらないジャックたちと食べる肉の方が一万倍もうまいと思うのも無理はない。結局のところ少年は寂しいだけなのだ。


 やがて日が落ち、老人は焚き火台から網をどけると、切れ目の入った丸太を置く。カボチャ頭の目から吹き出した炎が切れ目の奥に入り込んでいった。


 少年は切れ目から立ち上がるようになった優しい炎を見つめている。


「変わった焚き火だね。それに不思議な臭いがする」


 老人のジャックが答えた。


「ワシの故郷から広まったやり方だ。スウェーデントーチという」


 カボチャのジャックも答える。


「ユーカリの木だからね。ボクはこの匂いが好きなんだ。キミはどうだい?」

「うん。とても落ち着く。ずっとここにいたいぐらいだ」


 その言葉は自然にでてきた。父がいなくなり、母の顔色うかがう毎日が嫌だったのだろう。大人ぶろうとしてはいるが彼はまだ小学生で、つらい思いから逃げたいと考えるのは仕方がない。


 それを聞いたカボチャ頭は手を叩いて喜んだ。


「それはいい! ボクたちと一緒に遊んで暮らそう。これから毎日イタズラして、うまいものをたらふく食べる。歌って笑って面白おかしく生きよう!」


 予想を超える歓迎ぶりに少年は目を丸くした。


「帰れと言わないのかよ」

「言うもんか」


 ジャック・オー・ランタンは立ち上がって少年を見下ろす。マントの下は闇で体は見えず、包帯を巻かれた手足は細くて不気味。カボチャに開けられた穴の奥で揺らめく炎がチロチロと漏れ出ている。


「だってキミは水知らずの人に水をかけるようなやつだ。ボクらの仲間にふさわしい」


 突然ジャックは笑い転げる。少年がたじろごうが構わずに。


「あーはっはっは! 水知らずの人に水をかけるって最高だと思わない?」

「オレを馬鹿にしてるのかよ!」


 馬鹿にされていると思った少年は怒鳴り声をあげた。得体のしれないカボチャのオバケに対抗するには大きな声で自分を鼓舞するしかできなかったからだ。


 笑いが収まったジャック・オー・ランタンはパンと手を叩いた。


「いいや。ぜんぜん。ボクはキミが気に入ってるんだ」

「料理ができるからか?」

「他にもある。キミからは思いやる言葉を聞いてない。いたずらして『ごめんなさい』を言ったか? 食べる時に『いただきます』は? 肉をうまいうまいと平らげたうえにおかわりまでして『ありがとう』すらないのはなぜだい?」


 何も言い返せない少年にジャック・オー・ランタンは追い打ちをかける。


「今の環境から逃げ出したいんだろう? 歓迎するよ。その証にボクと同じ頭にしてあげた。似合ってると思わないか?」


 マントの闇から取り出された手鏡が少年に向けられる。


「オレの顔が! カボチャになってる!」


 少年は自分の顔を触る。ザラザラした感触。笑い顔で固定された表情。大きいカボチャが入りきらずにちょこんと乗っかってるだけの野球帽。


「おい! 戻せよ!」

「嫌かい? じゃあ、足をバネにしてスプリング・ヒール・ジャックにする? それともナイフを持ったジャック・リパーの方が好み? なんでも好きなのになればいい」

「ふざけるな! 戻せったら戻せよ!」


 高らかに笑い続けるジャック・オー・ランタンに少年は詰め寄って叫んだ。


 怒りに呼応したのか、目と口の穴から火が吹き出して突風が吹き荒れる。ちょこんと乗っかっているだけの野球帽が風で舞い上がった。


「くそ!」


 少年が飛んでいく野球帽を追いかけ、ジャックは喜んだ。


「すごい! すごい! もうそんな力が使えるとは驚いた! キミは才能あるよ!」


 少年は必死になって追うが、帽子は池の中心に落ちた。ほとりに立ち、拳を握りしめている少年に老人が石を差し出す。


「あんなものはいらないはずだ。沈めてしまえ」


 帽子は静かに浮いている。


「あの帽子がなくなったら父ちゃんは本当にいなくなる」

「ずっとここにいたいのだろう? 過去など捨てて楽になれ。つらい思い出は忘れてしまえばいい」

「いやだ!」


 少年はざぶざぶと池に入る。あっという間に腰まで浸かる。その肩を老人のジャックがつかむ。


「放せよ!」

「今いちど問う。帽子を手に取りつらい日常に戻るか? それとも全ての思いを捨て、人間である事も捨てて生きるか?」

「オレは、俺は父ちゃんを忘れたくない」

「いいだろう」


 少年はあっさり池から引きずり出されて腰をペタンと落とした。滴る水が芝生に吸われていく。


 少年は老人を見て驚いた。ジーンズにタンクトップのままだったが、いつの間にか白いマントをなびかせている。老人は冷気をまとい、足元の芝は霜で真っ白になっていた。


 少年は恐る恐る口を開く。


「なんなんだよそのマント」


「ワシはカーリの子、ヨークル。この国での名は冬将軍。そしてはるか西方、UKではこう呼ばれている。ジャック・オー・フロストと」


 ジャック・オー・フロスト。日本では知名度が低いが元々は北欧神話の神様のようなものだ。カテゴリ的にはイエティやビッグフットが近い。そういうと彼は怒るだろうが。


 ジャック・オー・フロストは拳を振り上げると水面に叩きつけた。


「ヒーホー!」


 拳から波紋が広がる。細かい波は幾重にも重なって複雑な模様を描き、池全体がまぶしいほどかがやいた。あまりにも明るすぎてなにも見えなかったが光はすぐに収まる。


 そこには完全に凍った池があった。冷えた空気が白くなって氷上を漂い、スケートリンクみたいになめらかな氷でおおわれている。ただ一点、帽子が浮かぶところを除いて。


 ジャック・オー・フロストは顎をしゃくった。


「行け」


 少年は驚きつつも氷に足をそっと乗せた。 


「うん」


 少年は徐々に足を速めて止めた。勢いにのった体は滑り出し、広げた両手でバランスを保たせながら音もなく進む。


 池の中央にたどりつくと、彼の手は帽子をつかんだ。二度と手放さないようにしっかりと握りしめる。


 焚き火のところまで戻ってきた少年に老人は言った。


「つらい日常に戻る覚悟はできたか?」


 少年はうなずいた。その顔はカボチャではなく、元通りの顔に戻っている。まだまだ未熟だが、大人びたようにみえた。


「うん。俺は帰る」


 ジャック・オー・ランタンもたずねるた。


「ひとりでもくさらずにやっていけるかい?」


 少年は拳を握りしめた。その手は熱く、決意に満ちている。


「わかんない。でもかんばる。父ちゃんはいないけど、その分、俺が母ちゃんを支える」


 カボチャ頭のジャックは肩をすくめて横を向く。その横顔は少しだけ寂しそうだ。


「残念だよ。キミは良い仲間になれると思ったのに」


 老人のジャックは少年にマントを被せ、焚き火の前に押し出した。


れたままではつらいだろう。暖まってから帰るといい」

「ありがとう」

「やっぱりキミを仲間にできないや。ボクたちに『ありがとう』なんて言うやつはね」


 そういいつつも、カボチャに張り付いた笑みは優しい。老人の目も細まっている。


 少年はランタンが作った火の熱を感じ、フロストのマントに包まれていると急速に眠くなった。


 少年が目覚めた時は空は白んでいた。辺りには焚き火台もキャンプテーブルもなく、池も凍っていない。くるまっていたマントすらなかった。11月初日にしては息が白くなるほど冷え込んでいたが、なぜか少年の体は暖まっていた。


「夢だったのかな?」


 少年は握りしめていた帽子を深く被りながらつぶやいたが、それに答える者はいない。


 ただ、ユーカリの香りが残っている気がしただけだった。



 終

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